2月末ぐらいから結構釣れ始めている情報はあったものの中々今年の初チヌまでは時間がかかったが前回同様今回もチヌがちゃんと釣れたので私の中でも2015年のちぬシーズンが始まったと宣言できる。
大潮の満潮
週末と重なったおかげで釣り場はルアーやエサ釣りの人がたくさん・・・。いつもほとんど貸し切りのエリアなのにお気に入りの場所が入れないのでちょっと上流のポイントへ入る。
まだ満潮までは少し時間がありほとんど潮が流れていない。ちょっと上げている流れ。
こんな潮の流れじゃ釣れる気がしないなと思いながら水面を覗きこんでベイトフィッシュとかバチとかがいないかどうかチェック。この周辺はまだバチ抜けのボイルが全くないしバチも見ない。ただ、なんとなくボラじゃない魚がボイルしているのでシーバスかもしれない。
ベイトがバチならシーバスをやりたいところなのだが完全にボラの稚魚のいわゆるマイクロベイト。何度もこのパターンでKOを食らっているのでこのシーズンはあまりシーバスをやる気にはならない・・・。誰かマイクロベイトパターンでちゃんと釣れる釣り方を教えてくれないだろうか?昼ならスピンテールで可能性がありそうだが。
シーバスのシーズンが始まるまではチヌ。チヌのいいところは居ついてるからベイトについてどっか行っちゃったりしないところ。大体同じエリアを狙えば一日1本は釣れることが多い。
水中にヘッドライトを照らし続けていると集魚灯みたいに段々魚が集まってくる。しばらくするとシラスウナギが泳いできた。3匹も。これを売ると高く売れるんだろうなと思いつつ養殖場がどこにあるのかわからないのでスルー。他にもモエビとか謎のミズスマシっぽい生き物とかが集まってきた。生き物の活性が非常に高い。これはチヌも釣れる確率が高い。
潮が動くまでちょっと色々歩いて未知のエリアを開拓してみることに。
底の質を確かめながら釣り歩く。
もちろんアタリはない。今回は大雨の濁りが若干入っているのでチヌルアーをダイワのシルバーウルフチヌ魂のイエローで攻めることにしてみた。
結構目立つ色なので濁った時には効きそうだと去年から持っていたがあまり出番がなかった。
他のチヌルアーと比べて明らかに軽く飛距離が出ないが根掛かりはすごくしづらい。
大体1時間ちょっと経過した頃、干潮時には底が露出しそうなエリアでアタリ。
明らかに生命感を感じて合わせたものの乗らず、食い込ませるために合わせ後すぐに沈めてステイ。追い食いしてくるんじゃないかとシェイク。
ゴゴゴ・・・明確なアタリがまた来るが少し待つ。そろそろかというところで電撃ではなくスイープな合わせを入れるもすっぽ抜け。
なんなのか?チヌじゃないのか?トレーラーのワームを確認するとかじられている。確実にさっきのアタリはチヌ。
もう一度同じコースを通してみるがアタリは来ない。ダメか?と思いながら足元まで引いてきたら最後の最後ピックアップ寸前にゴン!バシコン!反射的に合わせをぶち込むとヒット。
引きを楽しむ間もなくキャッチ。もう少し遠くで掛けたほうがだいぶ楽しめるのに・・・。残念。
でも一応釣れて嬉しいチヌ。前回より一回り小さい30センチほどのキビレだった。
ガッチリフッキングしていたおかげで全然フックが外れず難儀したものの針をグニャグニャにして外すことが出来た。ちゃんとしたペンチは絶対必要な釣りやね。。
このチヌを外している間に針はグニャグニャになるし、何故かリールがトラブって結局リーダーごと切る羽目になったりしてなんかもうテンションが全然上がらないのでしばらくライトで小魚を集めて遊んで家路についた。
多分潮も良かったし活性も高かったので粘れば3枚は釣れてただろう。
でもまぁ完全にシーズンインしたしいつでも来れるから残しておくのもいいか。早くバチ抜けシーバス始まってほしいなー。
今回のヒットルアー
チヌのラバージグの中では根掛かりはしづらい。