ルアー釣りをしていて時々思うのがルアー手作りしたら安くつくんじゃない?ってこと。
そう、ルアーなんてプラスチックの塊であり、あんなものが1500円もするのはなんかおかしい。
アメリカルアーなんて製品にバラつきがあるのは当たり前でビッグベイトに関してはもう絶対に自分で作ったほうがうまいレベルの雑さ。なのに値段はものすごい強引なことになってる。
ACミノーなんて幼稚園児が作ったのか?と思うようなルアーなのに6800円もしたりした。もちろん釣れるからこの値段でも売れるのだが。
自分で作れば材料費1個当たり300円くらいで作れるはず。
じゃあ作るか。
って思った人の為の手作りルアーのススメ記事です。
1.手作りルアーの材料について
まず、はじめに材料からであるが、初めての人は素直に木で作ってください。まさか金型から作り始める人がいるとは思わないけれども一応・・・。
どんな木がいいのか?
バルサ材
木もいろいろな木があるので説明しておくと、まずはバルサ。
バルサ材は手作りルアーの基本にして最高の木材です。浮力・加工のしやすさ・実績において最高クラスで高級ハンドメイドミノーの素材は大体バルサです。
ただ、バルサ材に問題が無いわけではなく、強度において信頼度が非常に低いです。削り易さと強度は反比例します。
そのため、ステンレスワイヤーを貫通させなければならないです。
比重も軽いためちゃんとした重りを中に入れないと飛ばないです。このバランスがすごく重要。
それなりにちゃんとしたルアーを作ろうと思うと難易度が高いことになります。
本格的にルアーを作りたい人におすすめの木材です。
ラワン材
次に紹介するのがラワン材。
それなりに固くて加工しづらいですが丈夫なのでそう簡単には壊れません。
トップウォーターなどならウェイト(重り)は板鉛を張るだけで調節できて簡単です。
もちろん手間をかければかけるほどいい感じに仕上がります。
加工が難しくて整形に手間がかかるので、そこそこいい感じのルアーを作ってみたい人におすすめの木材です。
アガチス材
私が良く使う木材がアガチス。
デメリットは割りと加工しづらいこと、比重が高く思ったより動きが悪いこと。
とにかく、固いです。そして結構場所によってバラつきがあって思った形になりません。
でも、いいところも有ります。
まず安い。300円くらいで小さなルアーなら20個くらい作れそうな安さ。そして手に入りやすい。
固くて密度も高いので丈夫!適当に作りたい人におすすめ!
そう簡単には潰れないので安心して釣りが出来る。
私のようなルアーの見た目にそれほどこだわらない、ただ単に安くルアーを作ってそれで魚を釣りたい!って人におススメです。
もちろん難しいけれど頑張ればそれなりに凝った形も作れます。
とりあえず、自分で作ったルアーで魚を釣ってみたいという人におすすめの木材です。
ヒバ材
他、おすすめの木材はヒバ材。大昔、バス釣りブームの頃、タックルボックスという名前の雑誌で連載していた私のルアー作りの師である猫車先生はヒバ材で作っていました。
削りやすくて丈夫らしいです。結構探したのですが私がルアーを作っていた1996年当時はホームセンターでは見かけませんでした。
川合木工所
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直径2センチなら普通のミノーとかトップは作れそうです。
ここまで書いてなんだがもう体力の限界です( ́・_ก̀ )
あとは絵で説明します。
参考:ルアーメイキングのススメ
上の絵ではわからないという人にはコチラのサイトをおすすめします。
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