釣りほぼやったことないというレベルの友人から釣具の選び方を聞かれたので今回のテーマは釣り具の選び方。
釣り具っていうのはやっぱり本当の初心者だとどれから揃えればいいのかわかりづらい。
釣具をそろえるための条件のようなものを順番に書いていくことにする。
1.まず、どこで釣りをするのか?
海なのか?川なのか?池なのか?そこでだいぶ絞れる。
なぜか?海と川と池ではターゲットが異なるからである。
ターゲットを決めるところから釣り具選びが始まる。
2.ターゲットを決める
海、川、池のどこにいくかを決めることができたらそこにいる魚をターゲットにする。
海には言うまでもないがたくさんの魚がいてどれをターゲットにするかは迷うところだ。
時期的に釣れる獲物が違うので釣りに行く時期に合わせてターゲットを決めるとよい。
春ならメバル・シーバス・クロダイなんかが釣れたりする。
夏はクロダイやサバやアジなんかがよくつれるし、秋は背中の青いイワシやアジ、ブリの子供なんかの青物と呼ばれる魚を中心にイカやクロダイなどが釣れる。
冬は寒いのを我慢すればカレイやカワハギなどが釣れる。
場所によっても色々と釣れる魚が違うので、釣り場の近くの釣具屋のホームページなどで今釣れている魚を確認するのもいい。
船でやるなら船宿のホームページを見たり釣具屋で釣果情報を調べると今釣れている魚がわかる。
川や池も同じように調べればターゲットが決まる。
決まらない場合はオールマイティーに狙える竿を買うといい。
ただし、釣り場は決めておかなくてはその竿も決められないので最悪でも釣り場は決めておく。
3.竿を決める
ターゲットによって選ぶ竿が違うのでターゲットが決まれば竿が決まる。
ただ、釣り方によって竿が異なる場合がある。
なので、◯◯という魚を◯◯で釣りたいという意思を持って欲しい。
例えば、メバルをウキ釣りで釣りたい、というのとメバルをルアーで釣りたいというのではかなり違う竿になる。
流用が効かないとは言い切れないが、このパターンだとほぼ流用が不可能と言ってもいいと思うくらい使いづらいだろう。
ターゲットと釣り方が決まれば必然的に竿が決まる。
初心者の人にオススメなのはバーサタイルとよばれるオールラウンダーな竿。
標準的によく使われる仕掛けにマッチしたモデルの竿がオススメ。
4.リールが決まる
竿に合わせたリールを選ぶ。
リールから竿を選ぶことはない。
リールも色々とあって選びづらいところではあるが竿とのバランスが重要なのでリールのサイズは竿が決定した時点で決定する。
合わないリールは使いづらいので必ず竿に合わせるようにする。
同じサイズのリールでも値段が全然違う。
初心者の場合はその違いがよくわからないと思う。
それは仕方がないので予算的に見合ったものを選べばいい。
使ってみるとどうしてそのリールがその値段なのか?がわかると思う。
高いリールはなぜ高いのかの理由は使ってみないとわからないと思うがトラブルは間違いなく高ければ高いほど減る。
お金を払えば使いやすさのレベルが上がるわけだ。
5.ラインを選ぶ
ラインも重要な釣り道具の一つである。
竿に推奨使用ラインの太さが記入されていると思うがその指示に従うのが基本。
細ければ細いほど飛距離も上がり魚にも見破られにくくなるのでかかる確率は上がるものの、ちょっとしたことで切れることは多く、初心者にはオススメしない。
若干太めで良い。
私も今は3ポンドというラインをニジマス釣りの時にメインで使うが初心者の頃は8ポンドという太めのラインを使っていた。
6.仕掛けを選ぶ
そう。
最後に仕掛けを選ぶわけだ。
初心者の頃は仕掛けから入りがちであるが、本当は最後に仕掛けを選ぶべき。
変なタックルで仕掛けだけ合ってても楽しい釣りをエンジョイ出来ないと思う。
私自身が初心者の頃無駄に頑丈な釣具を使っていたせいで確かに釣れなくは無いのだが釣りをエンジョイ出来なかった。やっぱり魚がかかったら竿は満月のようにしなって欲しい。
釣りの醍醐味は竿の曲がりとリールからラインを引き出されるあの感触なのだから。
(リールは通常大物がかかるとラインが切れないように逆回転して糸が出るような作りになっています。これをドラグといいます。)
今回は初心者のための釣具選びを書いてみました!
どこかの誰かに参考になれば幸いです^^