ママチャリや、クロスバイクのような構造とまったく異なったこの形のハンドルを使いこなすにはそれなりにコツが必要である。
握る場所はアップバーと呼ばれる曲がっていない直線部分とブラケットと呼ばれるブレーキのついた飛び出た部分、そして下ハンだ。
今回はドロップハンドルの握り方のコツをご紹介♪
ドロップハンドルは下ハンを握るのが基本
昔のロードレーサーを見ればわかるのだがブラケットと呼ばれる部分は握りやすい場所ではなかった。
今では結構改良されて長時間握っていても大丈夫なのだがこの部分はあくまで山岳や混雑した道路用なのだ。
下ハンを握ってこぐコツをつかむのがロードレーサーを楽しむコツ。
下ハンの握り方のコツは、
まず、人差し指と中指はブレーキを握れるように力を抜いておき、薬指と小指に力をこめる感じでつかむこと。
次に肘は軽く曲げ、体重をハンドルにあずけ過ぎないように気をつける。
ブラケットは山岳・渋滞中・休息中に握る場所
ブラケットの握り方のコツはまず背中を丸めてだらっと腕を垂らし、その体制でブラケットに手をかぶせるように乗せるのをイメージするとうまく掴める。
ブラケットも下ハン同様、肘が軽く曲がるように握るのが重要。
下ハンを握る場合よりも息がしやすく休息や水分補給の時に握ると良い。
アップバーは特殊な状況でつかむ場所
アップバーは通常握る場所ではなく、ものすごく長くきつい坂道をだらだら登る時や足を使い切った帰路でつかむ場所。
ブラケットよりもさらに息がしやすくペダリングに集中できるが風を受けやすくなる。
コツをつかむにはひたすら練習しかないがこういった意識を持ちながら練習すると上達が早いので地道に実践したい。