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エギング

エギングの基本テクニックはこれ!

投稿日:2014/02/11 更新日:

エギングの基本テクニックはこれ!
エギングが誕生してかなりの歳月が経ち、エギングのテクニックも様々なものが生まれている。このページではそんな様々なエギングのテクニックをまとめているので参考になれば幸いだ。

二段シャクリ

二段シャクリ
この絵を見てもらえればどういう風に動かしているかがわかると思うが、とりあえず2段シャクリは覚えておいた方がいいだろう。シャクリというのは竿をすばやくあおってエギを大きく動かす動作のこと。

私の場合は3段・4段と無駄にたくさんしゃくってしまってるけど基本は2段。理由は1段目でエギの向きを前に向け、2段目で上に跳ね上げる力を与えるからこの2段で大きくエギを跳ね上げさせることが出来るわけだ。

ただ、1段でも多少は跳ね上がるし、3段4段やってトリッキーなことしたほうがアピールできたりしてその場その場での臨機応変な誘い方を探ることが重要だ。

大きいイカはあまり大きなダートを好まずゆったりダートが良いとか見えイカの場合は竿先でシェイクさせると良いとか色々あるけど全部定説なだけで正解では無い。

下手に思考を固めると釣れなくなるので気をつけよう。

自分はでかいイカほどアピールさせてやる方がいいと思っているのでいつでもバイオレンスジャーク(暴力的なシャクリ)。逆に小さなイカはびっくりして逃げるので大きなのから釣れると思っている。

シャクリのコツは一瞬だけ力を入れること。エギに一瞬だけエネルギーを注入する感じで、ムチでしばく感じに似ている。エギを引っ張ってる用な感じでは上手くダートしない。重要なのは糸ふけを作ること。一瞬ピンとなってその後すぐに糸がたるむようなジャークが出来ればいい動きになる。

エギングコラム
何故ジャークが必要か?

エギングと言えばジャーク。何故タダ巻きでは無くジャークが良いのか?それはアオリイカの習性を利用しているからだ。

アオリイカを飼育している水族館のスタッフの話によるとエサの活きアジを水槽に入れると最初はパニックになったアジにアオリイカが次々と襲い掛かるのだが時間が経ってアジが静かになると全く襲わなくなるとのこと。

お腹が減っていないわけではなく、試しに新しい活きアジを追加するとまたパニックが発生した瞬間にイカが襲い始めたとのことである。

そう、アオリイカはエサがパニック状態の時に食生のスイッチが入って急にエサを食べるということなのである。だからエギはパニックになったエサをイメージしてダートさせるのが正解なのだ。

フォール(エギを沈める)

ジャークが重要という風に書いてきたがジャーク中に乗ることは殆ど無い。よほど高活性で群れていてエサを奪い合う状況だとジャーク中でも構わず襲ってくるが普通はジャーク後のフォールで乗る

フォールの基本はカウントダウンという何秒で底につくかを数えておいてどの層でイカが当たるかを把握し、それを元にその日のイカの状況を見定めて効率よく釣っていく方法である。

例えば着水から30秒で底につく場所なら上から5秒でしゃくり始めて釣れれば表層にイカが浮いているし、25秒でしゃくり始めないと釣れないなら底近くにイカがいると判断できる。基本底付近にいることが多いアオリイカだが状況によっては表層にいることもあり、カウントダウンで状況を探るのは重要である。

フォールで大事なのは違和感なく抱かせるナチュラルなフォール姿勢

ラインのテンションを上手くかけてスムーズにカーブフォールやフリーフォールさせて食わせのタイミングを与える。

ボトムステイ(底に沈めて止めておく)

ジャークは誘いであり、アオリイカに弱ったベイトの存在を知らせる役割がある。エギに気づいたイカはフォールしていくエギを捕まえに来る。活性が低い時などはフォール中でも追いかけてくるだけで乗らず、しばらくボトムステイさせておくとゆっくり抱いてくることもある。

着底したら秒数を数えてステイの時間を調節してみるのが私のやり方。5秒で乗ってくる時もあれば30秒待つこともあり、60秒の時もある。アタリは触腕でタッチする時はラインが動いたりしてわかりやすいがわからないことが多い。時々ラインを張ってみて重さを確かめたりすると乗っていたりする。

シェイク(竿を揺すって振動させる)

エギを動かす方法はジャークだけではない。エギを振動させるだけのような微妙なアクションで動きを与える方法もある。

見えイカがエギを追いかけて来て足元までついてきた時に一定の距離を保って乗ってこない時など竿を振動させてエギを細かく震わせるとたまらず触腕を伸ばしてくる事がある。特に秋の小イカの時期は好奇心旺盛でシェイクが効く事が多い。

他にもピンポイントを攻める時にボトムステイであまり動かしたくないが誘いたい場合にシェイクで移動距離を抑えながら誘いを入れるなどすることがある。

フォール中に食わせのタイミングを入れる意味でシェイクさせてみたり活用方法は様々。

ティップラン

ティップランというと船のイメージが強いが最近は岸からティップランをする手法が確立されて来ている。このテクニックを使う場合、ソリッドティップのロッドが必要で普通のロッドでは極めて難しいのが難点であるが潮の流れがある場所でエギを流し、一定層で止めておくことで流れてきたイカを釣ることができる。

このテクニックは潮の流れが重要になってきて潮の流れを上手く使いエギを一定層に定位させるコツを掴む必要があり、エギの重さや形状なども重要になってくるため中々初心者向きとは言えないテクニックであるが使いこなせるようになると今まで釣れなかったイカが釣れるようになるのでマスターしたいテクニック。

バックドリフト

これも潮の流れを上手く利用した釣り方で満潮からの下げなどで潮が沖に向かって流れ出している時、通常攻めることのできないエリアまでエギを流し釣ることができる。

キャストでは50メートルが限界であったポイントでも流して100メートル沖を攻めることが出来たりしてこれまで届かなかったイカを釣ることができる

このテクニックに関しては上手く潮の流れている場所を見つけてエギをコントロールして効率よく流すテクニックが必要になってくるのでそれなりにコツを掴む必要がある。

流れが速すぎる時はディープタイプのエギ、流れがあまり速くない時はシャロータイプのエギで上手く沖へ流しつつエギの動きをコントロールしてアタリを取っていく。

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