今回はちょっと釣りがオワコン(終わってるコンテンツ)という未来が見えてしまったのでちょっと釣りのダークな面について書きたい。
昔通った釣り場がどんどん釣り禁止になっていく
永代橋も釣禁らしいけど、茅場町側ではそれらしきもの発見できず。 pic.twitter.com/Em3aJFth4b
— でこ (@dekosea) 2017年3月15日
永代橋にこのような張り紙がされている。ここは私が初めて隅田川シーバスを釣った場所で隅田川で釣りをする時は必ずと言っていいほどよく通った場所。この張り紙からはこの場所が釣り禁止になっているかどうかは判断できないが今年になって隅田川にかかる橋周辺は投釣り禁止になったとの情報もある。参考リンク
日本を代表する都市型河川でのルアー釣りが実質(ルアー釣りは投釣りに含まれるため)不可能になってしまったのはかなり厳しい状況だと感じる。
広がり続ける釣り禁止の場所
私が昔通った池はほとんど釣り禁止になっている。東播の野池や淡路島の野池がほとんど全滅と言っていいほどの状況。大量生産された釣り禁止の看板が行く池行く池に掲げられている。
茅ヶ崎港に関しても釣り禁止だし海も他人事ではない。
釣り禁止の場所は今も広がり続けている。
釣り禁止の原因
主な原因は以下の通りだ。
- 近隣に住宅があるにも関わらず深夜に釣りをして騒ぐ
- 路駐禁止箇所に車を止めて迷惑をかける
- ポイ捨てなどで汚す
- 周りをよく見ずに釣りをして通行人とトラブル
- 危険な箇所に救命胴衣無しで入りその結果事故になる
など。
特にゴミ問題は大きな問題で釣り人が去った後でもずっと残り続け釣り人の罪を晒し続ける。ゴミが散乱していて気持ちがいい人などどこにもいない。自分の家の前にゴミを捨てられてどういう気分になるのか?
さらにそのゴミもただのゴミではなく足に引っかかりやすい釣り糸だったり足の裏に刺さる危険性のある釣り針だったりするから悪質で時に野鳥に絡まったり亀に絡まったりしてその命を奪う。
そりゃ釣り禁止になるよな。俺が池を管理してる人間だったら絶対オレ以外釣り禁止にするよw
釣り糸なんて絡まったらぐるぐる巻いて小さくしてポケットに入れればいいやないか。針はペットボトルとか空き缶とか専用のケースを持ち歩いてそこへ入れればなんも邪魔にならんやん?汚い産廃を20リットル持って帰れって話じゃなくてポケットかカバンにちょっと入れればいいゴミばっかりやん・・・。
日本の釣りの未来
このままだと釣り人に釣り場を開放するメリットが何一つ無いので自然で釣りをすることの出来る場所が無くなる事も考えられる。貴重な野生動物保護の観点から釣り糸を野鳥のいる場所で使うことを禁止する法律ができても不思議ではない。
その結果、釣りは営利目的の管理釣り場や有料の釣り公園、遊漁船での釣りしか出来なくなるのではないだろうか?釣りがビジネスになる場所でしか釣りが成立しない。
昔、空き瓶持っていくと10円もらえた感覚で釣り糸を売る場合釣り糸デポジットを販売料金に100円上乗せしておいてトラブルなどでライン交換する時にそのラインを取っておいて何グラム以上釣具屋へ持ち込んだ場合は次買うラインの価格が100円引きになるみたいな。
釣りはオワコンとなるのか?のまとめ
このままだとどんどん釣りのイメージは悪化していく。アングラー(釣り人)はアングラ(アンダーグラウンド)で活動する未来。
そうならない為には日々の積み重ねしか無いと思っている。ゴミを出さない、拾えるならちょっとでも拾う。マナーを守る、迷惑をかけない。そんなに難しいことじゃないと思う。
釣りをオワコンにして欲しくない。それだけ、こんな記事を書いた理由はそれだけ。もうこんな記事を書きたくない。