最近チニングでめちゃくちゃ活躍しているのがスタッガーワイドホグ2.2インチである。
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淀川でやった時もこれでしか釣れなかったし、近所の武庫川でもこれだと釣れる。
なぜなのか?だが多分最近めちゃくちゃカニがいっぱい動いているからだろうと思う。
引き潮の時とか足元カニだらけだったりするし、淀川などだとかなり内陸の方でもたくさんカニが歩いている…。夏が本格化してきてエビよりもカニの方がメインベイトになってきているのではないか?
カニがメインベイトになるとどうなるか?エビ型のアーバンシュリンプなどのワームよりもカニを食いたい魚が増えるのでシルエットがカニに近いワームに反応が良くなる。カニがスタッガーワイドホグのシルエットに似ているからマッチザベイトでよく釣れると考えられる。
人間でもカニのシーズンになると日本海までカニを食べに行ったりするぐらいカニを食べたい気持ちが高まることを考えるとチヌもカニのシーズンが来たらカニばっかり食べるのかも知れないね。
イワシパターンまでもう少し
先週、武庫川へ行ってチニングした時にいっぱいカタクチイワシが上がってきているのを見たのだがそうなってくるとどんどんチヌのメインベイトが魚になってくる。やっぱりカニよりも柔らかくて消化にいいイワシの方が大好きなのがチヌだよね。
そうなればトップへの反応がピークになってチヌの目の前を通せば狂ったように追いかけてきて食ってくる。おそらくは次の大潮ぐらいから切り替わりそうな気もするけどまだカニを食う魚も多いだろうからちょうど切り替わりのシーズンとなるだろうか?
私は8月からはトップメインでやっていこうと思う。
色々なチヌのベイト
チヌは雑食なので一年でいろいろなメインベイトが移り変わってくると思う。
チヌ釣りの入門本を読むと驚くのがチヌ釣りの餌だろう。
カイコの蛹を使ったり、コーンを使ったり、スイカの皮を使ったりと本当にいろいろな餌が使われている。何でも食べるチヌだからこそいろいろな釣り方があって楽しいのだと思う。
私が意識しているチヌのベイトも季節ごとにだいぶ違って、夏場はイワシが回ってきたりボラの子どもが育ってイナッコサイズになってきたりでチヌの意識がかなり魚に向いてくる。秋になれば冬に向けて何でもかんでも食べるイメージ、冬は甲殻類が冬眠して小魚もあまりいなくなるのでメインベイトが海藻になっているように思う。春はテナガエビの産卵シーズンということでエビをよく食っているし、夜はバチ抜けでイソメ類を食べまくっている。
こういうベイトをイメージした戦略でやるとチニングはもっと釣れるようになるので初心者の方は参考にして欲しい。