2022年の初フィッシュがまだということでそろそろ釣っとかないとやばいやろという危機感からまだ寒い夜釣りへ行ってみたレポートです。
干潮間近の河口
夜6時ぐらいの潮はかなり低く、干潮間近といったところ。かなり釣りづらい状況と言える。
いつも釣れているシャローは流石に浅すぎるだろうと予想し、船道があるところで釣りを開始する。
風は南からの風で少しあるかなって程度。まだ耐えることが出来るレベル。
冬の夜釣りにカルカッタBFSを使うと手が冷たすぎて辛いので久しぶりにアルデバランを使う。アルデバラン軽くて最高だよ…。カルカッタの剛性が好きすぎてメインにはならんけど4番でも使える控えの打者ぐらいいいリール。
ただ、久しぶりすぎてラインの巻グセがおばはんのチリチリパーマぐらいぐらいチリチリでちょっとバックラッシュするとくしゃくしゃして本当にめんどいことになる。
これは巻き変えておくべきだったな…と思いながらも騙し騙しやるしかない。
1時間ぐらいやってボトムに全く当たりがない。
最近も昼に何度かやっていてチヌがいるのは目で見て確認済みなのだが何を食ってるのかマジでわからん状況である。
ただ、最近では珍しくボラがいたり、生命感のある水面である。
流れの中心付近で何度か餌を食っているような音がしたのでシーバスでもいるのか?とちょっと気になってフリーリグのリトルスパイダーのまま、ボイルの起こるエリアを通す。
するとゴン!と来てあれ?あんなところに岩あったか?と思いボラに当たったのか?とも思い一応合わせるとヒット!
ロッドを立てて表層を巻いていたせいもあり、エラ洗いでバラシ…。完全に油断していた…。まさかフリーリグの表層巻きでヒットするとか…。
普通にわけわからん釣り方でヒットしてバラすってことはちゃんとやればちゃんと釣れるんじゃないの?と思ってカバンを漁るもボトム用のワームとなけなしのバス用ジグヘッドぐらいしかない…。重さもなんとも言えん重さがあるだけ…。
それでも釣れるかもしれんって感じで投げたらラインがぐちゃぐちゃになって…。風が強くなってきてバックラッシュがひどくなる。だいぶ糸を切ってなんとか回復。
ジグヘッドも根がかってなくなり、バス釣り用のワッキーリグ用のジグヘッドしかない。なぜこのサイズを買ったのだろう?ってわけわからんサイズのジグヘッドだったがなんとなくクレイジーフリッパー2.8インチに合う大きさだったのでそれを装着し投げる。
なんか思ったのと違うところへ飛んでいったなと思いながら巻き始めると重い。あれ?魚?と当たりも何もなくなんかかかった。重いけど動くし魚?ってぐらい引きって感じではなく、枝とかビニール袋引っ掛けた感覚で寄せてくる。
すると急に足元で元気に泳ぎだし、突っ込む。
エラ洗いしないのでこれはボラだな…と多いながら寄せてきて顔を見たらチヌ…。
こんな感じで釣れるんや…ってチヌ釣った感があんまりないチヌをゲット。でも今年初チヌなので十分嬉しい!
この魚を上げたあとはボイルの位置が絶妙に届かないところになってしまったのと、ヘッドライトの電池が切れてむちゃくちゃ暗くなってしまったので終了とした。
この時期のナイトゲームはボトムで釣れるという固定概念が完全に崩れた釣りだった。マジであのボイル何を食ってたのか気になる。小魚の気配はなかったし、バチも抜けてなかったのだが…。シラスウナギとかの可能性は若干あるが。
それにしても今回はトラブルが多かった…ラインの準備やヘッドライトの準備など春を迎える前に釣りに行っといてよかった。