秋というと釣りの季節なのだが今年は青物が武庫川一文字で毎日たくさん釣れていたり、タチウオも釣れまくっていたり、サバもどこでも釣れるというような釣りパラダイス状態になっている。
そのおかげで近所の釣り場はとにかく人が多く、台風で立ち入りが制限されていたりしていることで余計にどこも入る隙間なく釣り人だらけ・・・なので明石大橋に往復1800円課金して釣りパラダイス淡路島に青物を狙いに行ってみたレポートです。
目次
午前5時40分洲本の防波堤に到着
既に駐車場はぎっしりで2つしか空いてなかったがそこへ車を止めて釣り場へ向かう。今回は9月のオフ会で知り合った釣り好きの人と現地合流して釣り場へ向かう。
防波堤の外向きは既にほぼ満員でギリギリ3人分のスペースが確保できた感じのレベル・・・淡路島でも休みの日はギリギリと言う感じか・・・。いい場所を取るなら夜中から入らないとだめっぽい。
ただ、入った所が割と悪くない場所で隣の人がいきなりハマチをゲットしている。既に時合が始まっていたのかサゴシも締められていた。
水面を覗くと鰯の群れが泳いでいて、いかにも釣れそうといった感じ。爆発するか?青物パラダイス淡路島?
VJにてヒラメゲット
メタルジグを投げまくる朝マズメだが特に反応はない。
隣の人とか他の周りのショアジギンガーたちを見ていても青物は特に釣れていない。何人かヒットしているのは見たがみんなエソだった。青物パラダイスに来たかと思ったらエソパラダイスだったのか???
ボイルは時々起こるものの全て遥か沖であり、誰にも届かない場所・・・あそこへ行けば青物パラダイスなのだが堤防付近は沈黙である・・・。
もはや、こうなってくるとなんにも釣れない私にはエソでもヒットして欲しい魚になってきて、日もだいぶ高くなってきたことでメタルジグを諦めてワームを使いスローに底を攻めることにした。
リフトアンドフォールで探っていると結構足元のところで何かがヒット!明らかに軽い引きなので多分エソなんじゃないのか?と思いながら巻いてきたらヒラメじゃねえか!エソよりはいいのが釣れた!
ただ、どう見ても小さすぎてまだ食い頃には見えないのでリリース。35センチぐらいあれば刺し身にしてあげてもいいんだけど…。
青物が釣れないならエギングだ!
私の中の理論で、イカと青物の法則と言うものがある。
それは青物が釣れまくってる時はイカがビビって隠れてるので釣れないけど、青物が釣れてない時はイカが元気に餌を追いかけているというものだ。
青物が不発ってことはイカが元気なんじゃないのか?と言うことでエギングを開始。
沖向きでしばらくやるが一度グググ!!!とエギがひったくられる感じがあったものの恐らくイカではなくエソかなんかの魚のようで針がかりせず。ボトムワインドやれば釣れてたかもしれないね。
沖はエソなどの底物が牛耳ってるのかもしれないので内向きの方を狙ってみることにした。
この時期、足元に隠れているイカが多いので足元から攻めてみるも反応なし。ついてくる子イカすらいない。
それなら沖はどうだろう?と遠投してシャクリ、そこに放置してシャクルとグイーングイーンというイカの引きが伝わってきた。
久しぶりにアオリイカの引きを堪能しゲット〜〜〜と抜き上げて防波堤においた瞬間、最悪の角度でイカスミ噴射・・・同行の人と共にとんでもない量のスミを味わう・・・。
マジでやっちまったよ・・・。スミは吐かしてから上げるのが基本なだけに本当にちょっと久しぶりのイカ過ぎて焦りすぎてた。ガッツリ抱いてたからしばらく置いてても絶対はずれなかったんだけどな・・・。
防波堤に触れた瞬間スミを吐きがちなのでイカはまず防波堤の壁の部分などに当ててびっくりさせてスミを吐かせるなどしましょう。人の多い防波堤などでやらかすと服のスミが取れずに大変な迷惑をかける事になります・・・。
と、釣れたはいいもののだいぶテンションが下がる感じになったので気を取り直して移動。
淡路市の方まで行ってみる
淡路市付近の港はかなり深く掘られていて魚が溜まりやすく、去年の今頃昼間に大ボイル祭りがあったのを思い出し、行ってみた。
ここでもベイトフィッシュのイワシは豊富で、サビキの人は終始入れ食いを楽しんでいた。
ただ、青物は回っておらず、先行している人はかなり巨大なエソを釣っていたようだがそれ以外は釣れていないようだった。
諦め気味にイカなら釣れるかな?とやってみるが結構風が強くてやりづらい。なんとも微妙だなと思っていたら一緒に行った人がコウイカをゲット!先程はスミぶっかけて申し訳なかったけど初のイカにだいぶ喜んでもらえてよかった。
他のエギンガーもこの場所では釣れている気配がなかったので結構奇跡的な一杯だったと感じる。
しばらくやったものの雰囲気的にここよりいいところは他にあると判断して移動。北へ向かう道中にあった漁港へ入り、ちょっとエギングをやってみることに。
ここもサビキの人がずっとイワシ爆釣してるものの青物が回っている気配がなかったのでイカかな?と思ったがスミ跡は他の場所に比べてかなり多いものの肝心のイカの姿が全く見えない。
時間帯的に昼間はあまり回ってこないのかもしれないし、ただタイミングが悪いだけなのかもしれないが、とにかくエギを投げても全くイカが追いかけてこないので諦める。
そう、こんな時は穴釣りだ!釣れない時の暇つぶしにちょうどいいのがテトラの隙間にワームを落としてやる穴釣り!
穴にワームを落としてちょんちょんして待つとグググ!と持っていくアタリをかけてガシラゲット!
サイズがそうでもないので持ち帰りサイズは出ないが遊ぶにはちょうどいいサイズが連発。ガシラの他にクジメやアナハゼもゲット!
同行者も穴釣りでベラをゲットしていた。
最後はとっておきのポイントへ
最後に残しておいた昔、釣具屋店員だった時に店のみんなでエギングに行き、初心者だったレジ打ちの女の子でもイカをゲットした最高のスポットが明石大橋の近くのポイントである。
この付近は潮の流れがあり、水深もそれほど深くはなく障害物が多いので隠れる場所が多くてとにかくイカの絶好のポイントの条件が揃っているため連発する可能性がとても高い場所なのである。
ただ、この時は潮の状況とかいろいろはまらず、イカはエギを追いかけてきたもののスミを吐いて逃げるのを同行者が見たのみ・・・。
沖に浮かぶ遊漁船では明らかにブリサイズの魚が釣り上げられていたが防波堤付近には青物はいる気配がなかった。
海鮮丼は絶品
最終的に道の駅で海鮮丼を食って帰ろうということになり、生シラス丼を食べたのだが絶品。
釣果はいまいち伸びなかったもののこの飯食えたら淡路島に来たかいあったわと思える味だった。
食べた後、明石海峡大橋の下の釣り場を見に行ってみたがここもいまいち釣れている様子はなし。釣りって自然を相手にしてるから釣れる時もあればこんな時もあるんだよね。
淡路島でルアーを使って五目釣りのまとめ
ヒラメ、アオリイカ、ガシラ、クジメ、アナハゼと別に五目釣りをしに来たわけではないのに結果的に五目釣り達成というさすが淡路島!魚種豊富!という結果になった。
もっとたくさん釣れればもっと楽しかったと思うけど久しぶりの淡路島は十分に楽しかった。