スピンテールジグで狙うシーバス攻略の基本知識

スピンテールイメージ
このページではシーバスフィッシングには無くてはならないルアーとなったスピンテールについて紹介していく。

スピンテールジグとは


スピンテールは「スピンテールジグ」とも呼ばれ、シーバス釣りのルアーの中で基本的なルアーのひとつである。
金属のボディーとテールに付いたブレードが特徴でフラッシング効果と波動によりシーバスの捕食を促す効果がある。

主に昼間のシーバス釣りで使用される。フラッシング効果が決め手のルアーであるため夜間は効果が落ちる。ライトの当たっている場所などでは夜でも使える。

シーバスのデーゲームではパイロットルアー的な存在でブラックバス釣で言うスピナーベイト的なルアー。

サイズは大体15~20グラムの小サイズか25~30グラム大サイズの2パターンが多い。

シーバス以外にも根魚や真鯛やクロダイなど色々な魚が釣れる。

スピンテールの使い方

スピンテールで釣ったシーバス

スピンテールの使い方は単純極まりなく、底まで沈めて巻いてくるだけである。

スピンテールはパイロット的な(サーチベイト)ルアーであるためあまり小細工は必要ない。その場所に魚がいるかどうかを確かめるためのルアーである。

強いてテクニックと呼べるのはリフトアンドフォールくらい。シーバスは巻き上げに非常によく反応する。

一度沈めて底から巻き上げ、途中でフォールさせてまた巻き上げるのを3回繰り返す三度底と呼ばれるテクニックで底付近を効率よく探ることが出来る。

使う場所はどこでもで、オープンなエリアではベイトフィッシュの有無によって釣れるかどうかが決まる。

ストラクチャーを狙うときにも使えるが塗装が非常にはがれやすいのですぐにボロボロになる。

ただブレードさえきらめきを保つことが出来ればボディーが鉛であろうが余り関係が無い。

スピンテールのカラー

上でも少し書いたがスピンテールのボディーのカラーはあまり重要ではない。ブレードのカラーが重要である。

ブレードのカラーは金のものと銀のものが多いが、金色は潮が濁り気味のときに活躍し、銀色は潮がクリア気味のときに活躍する。

ブレードの形も何種類かあるのだが、湾曲が浅いブレードは波動が強くアピール力が高い。湾曲が強く、カップが深いブレードの場合は巻き抵抗が少なく引き重りがしないので潮の流れが速い時などはアピール力を犠牲にしてカップの深いタイプのブレードを使おう(抵抗を弱くするには小さなブレードにしてもよい)。

スピンテールの注意点

スピンテールで釣ったシーバス2
スピンテールは非常に簡単に魚をかけてくれるルアーであるが注意点がいくつかある。

一つ目はばらし易さである。

最近はブレード側に針のあるものが主流になってきたが針が一箇所しかないタイプの場合は7割以上ばれる。絶対に針が2つのタイプを選ぼう。

あと、ブレードへのバイトが多い。ガツンと来ても乗らないことが多い時、ブレードへのバイトであることがある。ブレード側にフックの付いたルアーを使うとこのバイトが取れる。

注意点2つ目は根掛りの多さである。

沈むのが非常に速いため底にコンタクトしやすい。沈めて放置しておくと、ラインが流れてしまい、ルアーを巻き始めるとき海底を引きずる形になる。

こうなるとすぐに根がかるためルアーが着底したら即座に巻き始めないとダメ。放置、ゼッタイダメ!

おすすめスピンテール

コアマンPBシリーズ

デーゲームはコアマンだというキャッチフレーズでおなじみのコアマン社製スピンテールジグがパワーブレード(PB)である。

このルアーは今では当たり前になりつつあるがテールのブレードの根本部分にフックを搭載した先駆け的ルアーであり、バランスもよく非常によく釣れるルアーだ。

使い方としてはただ巻きやリフトアンドフォールがよくて、底から巻き上げてくるとガツンと食いあげてくる事が多い。シーバス以外にも青物やタチウオなどにも実績が高い。

by カエレバ

ブリーデン・メタルマル

このルアーは普通のスピンテールジグのような形状ではないが、動きはとても安定していて素晴らしい形状であるといえる。

このルアーはシーバス用と位置づけておらず様々な魚種を対象としたルアーでシーバス以外でも青物やハタ類の実績が高い。もちろんシーバスもよく釣れている。

元々ついているフックはかなり弱く青物がかかったりするとドラグ次第では針が伸びてばらしてしまう可能性があるため大型の魚を狙う場合は強いフックに変更しておくことをおすすめしたい。

by カエレバ

デュエル ハードコア・スピン

最近主流のブレード根元サブフックタイプ。実績はとても高く優秀なルアー。

このルアーのいい点は樹脂製のボディーがカラーリングされた重り部分を覆っているため、ストラクチャーにコンタクトしても色が落ちないためテトラ地帯や橋脚などを狙う時に活躍する。

by カエレバ

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馬キチ

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幼少の頃より釣りをし続け、早釣り歴30年以上となっている釣りバカおじさんです。

“スピンテールジグで狙うシーバス攻略の基本知識” への2件のフィードバック

  1. 藤原真也 より:

    はじめまして。藤原と申します。この間大変重宝していましたスピンテールジグを根掛かりでロスしてしまいました。残念で仕方がないので再購入したいと思ったのですどこのメーカーのものか分かりません。そこでサイトをあちこちさがしていたら、この釣活にたどり着きました。スピンテールジグの説明の一番最初に載っているジグが私の愛用していたジグだったのです。恐れ入りますがもしお分りでしたら、このジグのメーカーを教えて頂けないでしょうか?よろしくお願いします。

    • shakapan より:

      藤原さん、はじめまして。
      スピンテールジグは根がかりしがちですよね。
      この写真のスピンテールジグはデュエルのハードコアスピンの旧モデルで廃盤となってからおそらく10年ぐらいは経っていますので、もう店で見かけることはほぼ無いですね…。
      もしかすると中古屋などで売られているかもしれませんのでヤフオクやメルカリなど検索してみてはいかがでしょうか。

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