シーバスはどこにいるのか?居場所・ポイントの探し方と攻め方を紹介

シーバスはどこにいるのか?居場所・ポイントの探し方を紹介
シーバスという魚はどういう場所を好んで生息しているのか?シーバスを釣る上でシーバスの居場所を知っておくのは非常に重要なことである。

このページではシーバスがどこにいるのかとポイント別の攻め方について詳しく紹介していこう。

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河川

河川イメージ
河川というのはシーバスの良く釣れる場所のひとつである。
上げ潮、下げ潮共に潮が効いていれば釣れるが、下げ潮と河の流れが一致したときは流れが強くなり、より釣れる流れとなる場合が多い。

河川というフィールドで攻めるべき場所は、堰堤ブレイクラインテトラ

橋の攻め方

橋のイメージ
橋は基本的に道路と線路があり、道路の場合も線路の場合もストラクチャーとして最高の場所と言って良い。

それだけにプレッシャーは高く、一筋縄ではいかない場合が多いが、攻め方さえ間違わなければ魚のストック量も多いため釣りやすい場所である。

まず、線路の場合。線路の場合は非常にうるさいが魚は特に問題とせずに橋脚についている。昼間はシェイドを作り出すため魚が溜まりやすい。夜も外せないポイントである。

攻め方としては橋脚を上からミノー・バイブレーション・ワームという風にローテーションし叩く。橋脚を攻める時は流れを考慮し、うまく橋脚の1メートル以内のラインにルアーが届くようにする。

道路の場合は夜になると街灯が灯るため、さらに魚の集まる条件が整うことになる。明かりは明るいほどよい。明暗の攻め方は、活性が高いときには明るい部分で問題なく食ってくるのだが、それほど活性が高くないニュートラルな状態の場合は暗い部分でエサを待ち構えている。

そこで、まず明るい部分にルアーを投げ、暗い部分へルアーが入っていくような状況を作り出すのがよい。流れを利用してうまく入ればたやすくヒットするだろう。

ひとつ重要なのがこの時の立ち位置で、明暗ギリギリに立つと非常に攻めづらい。できれば影の4~5メートル上流側にポジショニングした方が良い。

堰堤の攻め方

堰堤イメージ
堰堤というのはダムのような場所のことで、川の流れを変えないようにするための流路工である。これが無いと河の流れが自由に移動して氾濫の原因となるためどの河川にも設置されている。

海からの一番最初の堰堤までシーバスは上ってくることが多い。ボラなどはいくつも超えていくがシーバスはほとんどの場合1つ目を越えない。

登りたいのに登れないシーバスはここで止まるため魚のストック量は他の場所に比べてかなり多い。ベイトも多くよいポイントである。

釣り方は、落ち込んで滝つぼのようになっている部分にバイブレーションをぶち込んで、巻く!流れに負けないルアーなら何でも良いがバイブレーションが良く釣れる

ブレイクライン(かけ上がり)の攻め方

ブレイクラインを狙うのはかなり上級者と言える。パッと見ではどこにブレイクラインがあるかなど想像できないからだ。大潮の干潮時にウェーディングして場所を見つけるほかない。

ヒントとしては上級者がウェーディングしてる場所にはブレイクラインがあると予想できるところ。ウェーディングは色々と危険が伴うため、初心者にはオススメできない

ブレイクラインは魚が回遊してくるのでプレッシャーの低い魚をたくさん釣ることが可能な場所。ルアーとしては表層をリップレスミノーなどで攻めるのがよい。

テトラポットの攻め方

テトラポットイメージ
テトラとは消波ブロックのことで、隙間が多いので魚のストック量が多い場所。攻め方は真正面に投げても狙える場所が少ないので、岸と平行にルアーを投げて中から飛び出してくる魚を釣って行くのがよい。

ただし、潜られる可能性が高く、ラインブレイクの危険がはらむ。上級者向けのポイントと言えるだろう。足場も悪く、かけてもバラシやすい

港湾

港湾は常にベイトフィッシュが多く、秋などには青物も回ってくる非常に良い釣り場で、足場も良いことが多いので初心者にはオススメの場所である。

港湾の攻め方だが、ベイトフィッシュに依存している場合が多い。ハゼしか居なければボトムをバイブレーションで狙うかワームを使うなどするし、イワシが周っていればスピンテールやミノーで一撃である。

桟橋状になって、足元に隠れる場所がある場合はテクトロが一番釣れる

テクトロとは足元にルアーを落としてラインをフリーな状態で5メートルほど歩き、ライン出すのをやめてそのまま岸を歩いてルアーを泳がせるというテクニックで足元から魚が飛び出してくる。何キロ歩いたかが釣果に直結する釣り方。ルアーを変えて行きも帰りも釣る。

港湾でも夜は街灯に魚が集まるので明るいところでやってると釣れる確率は上がる。
昼間狙うならテトラや、足元のシェイドを狙うとよい。

運河

運河は他の場所と比べストラクチャーメインの釣りとなる事が多い。

もちろん明暗などは良く釣れるポイントで外せない場所であるが、他にも、垂直護岸には魚がつきやすく、足元でヒットすることも多い。

橋などもかなり多く、そのどれもに魚はついている。ただし、キャストの精度が必要となってくるため思ったように攻めることができないこともある。ルアーを破損しやすいのも運河の釣りの特徴・・・。

その為タックルは最長でも8.6フィートまでのロッドにした方が良い。小規模な場所ではバスロッドでも問題なく釣ることができる。ベイトロッドを使うとキャスト精度が上がるため小場所にはオススメ。

運河はポイントが多いため回遊を待つのではなくランアンドガンスタイルでたくさんポイントをまわって魚を拾ってゆくのがよい。

沖提

沖提とは一文字などとも呼ばれ、波が港湾へ来ないように沖に作られた防波堤で地続きにはなっていないため渡し船で渡る。

大体往復2000円~の料金体勢で渡してもらえるが、人が多いと入場規制で渡してもらえなかったり、波が高いと渡れなかったりする。

シーバスのポイントとしては大規模なストラクチャーとして成立しており、水深も深いためストック量も多い

攻め方は護岸をテクトロで攻めるか、岸ジギで狙うか沖をバイブレーションなどで手広く探るかである。沖を狙うときはベイトの有無に左右される。

一番釣れるルアーは鉄板系のバイブレーション。水深があるのですばやく底まで沈めることができ、飛距離も出せるこのルアーは必需品である。

サーフ

サーフの画像
サーフは砂浜で、魚影はそれほど多くなく、基本的に回遊待ちなので釣れれば価値ある一匹と言える。シーバスメインでサーフを狙う人はあまりいない

それでもヒラメ狙いなどでしばしば登場するのでサーフという場所はシーバス釣りのポイントとして成立する。
狙い方は基本的に河川などの回遊待ちの釣りと同じで、流れの変化がある場所を重点的にひたすらスリムミノーを投げ続ける釣りになる。

流れの変化というのは河口や離岸流でその周りはフィーディングエリアとなりやすい。

波が足にかかるので、遠浅のサーフでは基本的にウェーダーをはく必要がある。たまに大きな波が来るので後ろに下がったりしなくてはならず難易度が高いポイントである。
かかった魚は波に乗せてうまくランディングしないとばらし易い。

まとめ

シーバスの居場所がわからなければ広大な海にひたすらルアーを打ち込むだけの修行になってしまい、釣果は運まかせとなってしまう。

状況などを見極めて今、何処にシーバスがいそうなのか?考えて攻略していくとシーバスを釣るチャンスは増すだろう。

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馬キチ

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幼少の頃より釣りをし続け、早釣り歴30年以上となっている釣りバカおじさんです。

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