シーバス釣りの基本的な攻め方

シーバス釣りのセオリー
様々な場所で釣れるシーバスの釣り方は場所によって様々である。

コノシロを食うシーバスはジョインテッドクローなどのビッグベイトなどで釣れたりするし、ハゼを食うシーバスはボトムをワームで狙う釣り方などで釣れる。

こういった特殊なパターンはいくらでもあり、ハマれば本当に強い釣りが可能だが大体の場合は基本的なパターンでシーバスは釣れる。

このページでは「シーバス釣りのセオリー」をご紹介する。

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1.一番上の層から攻める

シーバスは基本的に上にいる魚を見ている。活性が高いなら表層を意識しているのでまず、トップウォーターから使う。

ただし、トップウォーターは出ても乗らないことが多いので本当に釣りたい時というよりも興奮を味わいたい時に使用する。

トップウォーター実績ルアー


ダイワ(Daiwa) SALTIGA ドラドペンシル 14S レーザーブルピン 708371


アムズデザイン アイマ ポッキー (ima popkey)

2.サブサーフェス(水面直下)をねらう

トップウォーターで反応が無い場合は、少し下を狙えるフローティングのリップレスミノーを使う

サブサーフェスと呼ばれる水面直下から水深1メートルくらいまでのタナを狙えるのがこの種類のルアー。

夜釣りのカレント狙いでは非常に出番の多いルアー。昼でもベイトフィッシュが多いときなど状況によってはよく釣れるルアー。

河口や干潟などの遠浅のフィールドではメインルアーとなる。

参考ルアー

リップ付きのミノーで攻める

それでも反応が無ければ、少し下の層を責めることの出来るこの種類ルアーの出番。

これはリップ付きのタイプ。水深は1メートルから2メートルくらいを攻めることが出来る。

ウォブリングタイプのフローティングミノーを使う

ウォブリングというのはお尻をふるアクションのタイプのルアーでアピール力が高い。

参考ルアー

ローリング系のフローティングミノー

ウォブリングが効かない時にはローリングと呼ばれるお尻を振らず、ボディーがローリングするタイプのアクションをするミノー。

リップの形状で泳ぎが変わる。水深は上と同じく1~2メートルライン。

参考ルアー

動きのゆるいシンキングペンシルを使う

シンキングペンシルはどの水深でも万能に攻めることの出来るルアーだが浮き上がりやすいので沈めても大体水深2~3メートル付近を泳ぐ。

巻く速度やその時の流れによってはもっと表層になる。泳ぎはほとんど動かないし、巻き抵抗もほとんど無い。

でも何故かシーバスのエサレベルで食ってくることがある不思議なルアー。

使い方はシンプルにゆっくりただ巻きすればいい。

気をつけることはラインをたるませてルアーがうまく漂っている感じにすること。

このルアーを食って来るときはあまり力強いバイトでないことが多く、ついばむようなバイトを掛けるにはラインテンション低めの方がよい。

参考ルアー

シンキングミノー、ロングビルタイプのミノーなどでさらに下の層を狙う

港湾や運河などではメインで使うルアー。多少流れが強くてもきっちり泳ぐルアーなので汎用性が強い。

ストラクチャー狙いなどでも思ったコースを狙いやすく、ロッドアクションでイレギュラーアクションを起こせばリアクションバイトも誘える。

ロングビルというリップの長いミノーをあえてかけ上がりにコンタクトさせるとなど色々なテクニックが使えるので使っていて楽しいルアーでもある。

参考ルアー

バイブレーションで深い場所を狙う

バイブレーションは沈むのが速く深いところにいる魚を狙うことが出来る。

底にいるベイトを食べている時はバイブレーションで底にコンタクトさせながら巻いてくるといい。

参考ルアー

シーバスのレンジ攻略まとめ

シーバスに限らず魚というのは自分のいるレンジにいるエサを捕食すると考えていい。

だから重要なのはシーバスのいるレンジを探すこと。シーバスがいても攻めるレンジを間違っていると全然釣れないこともある。

シーバス釣りに行く場所の決め方

最初に決めるのはまず場所。シーズンナルパターンによってシーバスの居場所は変わるのでその日、一番確率の高い場所へ行く。

わかりかねる場合に一番いいのは釣具屋で聞くことなのだが、シーバスの知識があまり無い店員しかいない場合もあるので注意が必要。

アルバイト店員はわからなくても適当に答える時があるので迷走したくなければ行きつけの釣具屋を作っておくのがいい。シーバスに詳しい店員を教えてもらって名刺を貰っておこう。

あと、釣り専門誌の釣り場に関する記事も頼りになる。ルアーニュースとかは関西でしか売っていないが情報が早くてしかもかなりマイナーな場所まで載っている。

ネットでも爆釣速報とかフィーモとか見てると詳細なポイントまでは書いていないもののどのへんで釣れているというのが大体わかる。

大まかな季節によるシーバスの居場所については以前書いたページがあるのでそちらをご覧いただきたい。
>シーバスは季節によって変わる居場所が解れば簡単に釣れる

港湾や都市河川の河口などは一年中狙えるエリア。

河川で攻めるべきポイント

カーブの攻め方
河川ではブレイクライン(かけあがり)に沿ってシーバスは回遊するのでブレイクラインを探すところから始める。

流れが速過ぎたりして攻めきれない時はインサイドベンドの反転流を探して狙うというのも方法として存在するが、基本的に流れはシーバスの活性をあげるので流れが当たっているエリアを攻めた方がよい。

合流地点
上の図のような川が2つに分かれる分岐点では流れが当たる時間帯に分岐の頂点を攻めるのがよい。

たいてい手前に向かってブレイクになっているので一旦底までルアーを沈めてブレイクにそって巻き上げてくる方法に実績が高い。

バイブレーションやスピンテールジグ、ジグヘッドリグのワームなど流れに負けないルアーがよい。

明暗部分の基本的な攻め方

ナイターゲームでのシーバス釣りで基本となるのが明暗部分の釣り。小魚は明るい部分へ集まるのでそれを食べにシーバスも明かりに集合する。そのシーバスをどう狙うかを図にしたので参考にして欲しい。
橋げたの明暗部分の攻め方
まず一般的な橋狙い。明るい部分に集まる小魚を狙って橋げたの暗い部分にスタンバイしているシーバスを狙うにはこのコースを攻めるといい。

下流側の明暗にもシーバスはいるのでそちらを狙うのもいいが、上流側の方が簡単に攻めやすい。

外灯の攻め方
遊歩道などの街灯を攻める際はこの図のような攻め方で狙ってみるといいだろう。護岸沿いを狙うのも忘れずに。

明暗部の攻め方の基本だが大体の場合、警戒心の強いいいサイズのシーバスは明かりのガンガン当たる部分にはいないで、暗い部分にスタンバイしている。

明かりの周りにいるが、その明かりの周りの暗い部分を攻めるのが大型の魚を釣る上で重要なこと。

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馬キチ

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幼少の頃より釣りをし続け、早釣り歴30年以上となっている釣りバカおじさんです。

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