夏のバス釣り攻略法!ポイントやおすすめルアー紹介

夏バスイメージ
暑い夏でも釣りに行く!そんな方向けのエントリーです。
めちゃくちゃ暑い夏のバスはどこでどうやって釣るのか?をご紹介。

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夏のバスはどこにいるのか?

まず、サマーシーズンのバス釣りにおいて一番重要なこの「どこにいるのか?」という点であるが夏は暑いので涼しいところにいる。

具体的に涼しいところをあげると、「インレット(流れ込み)」「ディープ(深いところ)」「シェイド(日影)」と言ったところ。

水が動いていれば涼しいし、深いところの水は冷たいので涼しい、日影も涼しいというのは人間と同じ。

どうやって釣るのか?

ポイント別に釣り方を紹介していこう。

インレット(流れ込み)

冷たいきれいな水が入ってくるインレットは夏の定番スポット。インレット無くして夏のバス釣り無し。

インレットに集まっているバスは基本的に元気で活性が高いので釣りやすい。

釣り方は特にこれと言った定番パターンは無いがボイルしていたりベイトが追われている雰囲気ならミノーやバイブレーションなどのファストムービング系ルアー、朝一・夕マズメ・曇雨などのローライトな状況ならトップウォーターで攻める。

ピーカンの真っ昼間で活性が低めの場合はラバージグテキサスノーシンカーワームと言ったものでピンスポットを打っていけばいい。

ディープ(深いところ)

ディープの釣り方はそこそこ難しい。基本的にそれほど活性の高いバスではないからである。ワカサギなどのベイトに付いているバスなら連発出来るが野池や小規模なダムの場合あまり活性は高くない。

基本的にサーモクラインと呼ばれる水温の高い水と水温の低い水の境目に定位していることが多いので魚探を使ってバスのいる層を見つけるとよい。ただ深いところ狙っても無意味。20メートルの場所狙っても釣れない。

ちなみに水の温度は温かい表層と冷たい下の層にはっきりと分かれていて泳いでみるとわかるが上はぬるいのに下は結構冷たい。

ディープを狙う攻め方としては、ダウンショットやジグヘッドリグでネコリグなどのワームでピンポイントを打っていくか、シャッドなどのルアーを使ってドラッキング(エレキで進みリールは巻かずにルアーを泳がせる)で攻める。

垂直岩盤パターンと呼ばれる切り立った垂直の縦ストラクチャーにはバスが着きやすくそのバスをノーシンカーワームのフォーリングやスモラバ、活性が高ければトップウォーターで狙っていく。

シェイド(影)

シェイドパターンが私の中で一番夏の釣り!といったイメージでひたすらシェイドを攻めるのも楽しい。

ストラクチャー(障害物)攻めはキャストが重要で奥の奥を攻めるようにしたい。きれいに一番奥に入ってヒットしたときの快感は最高!

オーバーハングした木の下にバスは溜まっていて、うまく影の部分にルアーを入れると迷わず食いついてくるエキサイティングな釣り。

おすすめルアーはやはりトップウォーター!ノイジー系のルアーをおすすめする。

活性がさほど高くないと感じる場合や真っ昼間で食い気が無い時などは、ノーシンカーのワームをフォールさせる。ラインを見て、横に走っていくとか、底でもないのに止まるとかがアタリなので合わせる。

シェイドのより奥を攻めることの出来るバックスライド(フォールで奥へ入っていく)するファットイカなどのワームがおすすめ。

シェイドで重要なことをもう一つ言っておくとシェイドは目に見えるものだけとは限らないということ。水中に岩やオダ、ウィードなどがあればそこがシェイドになる。こういう見えないシェイドを狙っていけばもっともっとバスは釣れる

夏のバス釣りヒットパターン

上記に基本的な夏の攻め方を書いたが他にもヒットパターンが存在するので紹介。

朝、夕マズメのチャンスタイムパターン

夏は特にこの朝夕マズメに活性が上がる。どうしても外せない時間帯が日の出、日の入り前後30分ずつ

バスプロの今江克隆氏は「夏の夕マズメは一日の釣果が集約される」というような言葉を残しているほど釣れる時間帯なのである。

涼しい時間帯ならバスもエサを取りやすいのだろう。ルアーは何でもよく、効率よく釣るためにトップウォーターやミノーなどのファーストムービング系のルアーを使用するとよいだろう。

穴うちパターン

水生植物の覆われて水面が全て見えなくなっている池や湖があるがこういった場所は穴うちで釣る。
隙間があるような状況なら、ノーシンカーワームで穴に落としていけば昼間でも簡単にバスを釣ることが出来るだろう。

全く隙間の無いような場所では「パンチング」で攻める。

1オンス以上のシンカーを使用したヘビーテキサスリグやリーダーレスダウンショット(ゼロダン)で穴をあけるパンチング。

こういう釣り全般に言えるがヘビーなタックルでないと一瞬でカバーに潜られて回収不能になってしまう。

最悪でも16ポンド、出来れば20ポンド以上のフロロカーボンラインを使って攻めた方がいい。最近では3号のPEラインを使う人も増えている。

虫パターン

虫パターンも夏の超定番パターン。「オリカネムシ」や「風神スパイダー」などの浮くワームや半分プラスチックでボディーがワームのルアーで水に浮く虫を演出する。

夏のトーナメントでは何度も優勝パターンになるようなものすごく強いパターン。
夏のバス釣りには必ず虫系のアイテムを常備しておくことをおすすめする。

使い方は基本的にシェイドに投げて、木から落ちてもだえる波紋を作るようにシェイクさせる。居れば浮いて来てバイトするだろう。

参考虫パターン攻略法

猛暑 × 曇り、小雨 = 爆釣

夏場は太平洋高気圧で何週間も雨が降らずに晴天が続くことがあるだろう。

こういった状況の時に曇り、小雨で一日太陽が遮られる状況になれば解放されたバスが荒食いをする。

昼間でも延々トップで入れ食い状態になることもあるので夏の小雨はレインウェアで釣りをしよう!
雨は意外に寒いのでレインウェアは大事。

ホタルパターン

夏の夜限定のパターン。

水面に落ちた蛍を狙ってバスが夜にボイルする。ケミホタルを埋めこんだワームを投げて釣る。

夜釣り

夏は昼間暑いためバスも夜型に移行する季節。

夜釣りのポイントは昼間は絶対いないような水深の浅い場所を攻めること。

ルアーは巻物系でオッケー。スタッガーなどのテキサスリグスイミングの実績が高い。

街路灯が周りないと釣りがしにくいのが難点。

ミミズパターン

夏はなぜかミミズが這い出し道や地面で干からびているシーズン。これが湖や池などでも発生しているらしく、夏暑くなるととにかくミミズっぽいワームが釣れる。

使い方は何でもいいがネイルシンカーを打ち込んだネコリグをよく使う。私が真夏に58センチのデカバスを釣ったのネコリグでミミズ系ワームを使った釣り方だった。

デカイのを専門的に狙う人は10インチを2つ連結させた20インチのミミズワームを使う。ワームの長さだけで50センチぐらいになるがボリューム感はそれほど無いので50センチぐらいのバスなら余裕で食ってくる。

最後に

夏のバス釣りは過酷である・・・。風がなければ汗は乾かず額から首から玉のような汗が流れ続け、日光は体力を奪う。

そんな過酷なバス釣りだが、バスはより快適な場所に集結するのでハマれば良型が連発する季節でもある。
特にインレットには巨大なバスが集結することもあり滅多に釣れない良型をゲットすることもある。

夏だからこそ釣れるバスに会いにしっかりとした熱中症対策を行ってフィールドに向かって欲しい。

参考真夏の釣りの暑さ対策まとめ

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馬キチ

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幼少の頃より釣りをし続け、早釣り歴30年以上となっている釣りバカおじさんです。

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