バスタックルの基礎知識!ベイトとスピニングの違いや使い方を紹介!
バスタックルには、ベイトタックルとスピニングタックルがある。
このページではバスタックルの基本知識を紹介していく。
ベイトタックルについて
ベイトタックルは両軸受けリールとも呼ばれるリールを使用したタックルでスプールが直接動くためパワーゲームが得意。
逆に小さなルアーや繊細な釣りが苦手とされてきたが最近ではベイトフィネスと呼ばれる繊細なルアーを投げれるタックルもラインナップされている。ベイトフィネスでは3グラム以下のワームといった軽量のルアーまで問題なく使用可能。
ベイトタックルの使い方
まず、持ち方は竿についた突起が薬指と小指の間で持つのが普通。リールがグラつくような持ち方では当たりがわかりづらい。リールを手のひらに収めて持つことでアタリが伝わりやすくなる。これをパーミングと呼ぶ。
大きなリールはパーミングがしづらいので手が小さな人は小さなリールを選んだほうが良いだろう。
ベイトタックルは投げ方の練習が若干必要だが投げ方のコツは横投げ(サイドキャスト)から始めることだ。
オーバーヘッドキャストの場合、タイミングをミスると水面にルアーを叩きつけてバックラッシュと呼ばれるライントラブルになってしまうから初心者にはおすすめしない。
オーバーヘッドキャストをする場合は下の写真のようにリールを横向きにして投げると良い。
スピニングリールの使い方
スピニングタックルの持ち方は中指と薬指の間にリールの足が来るように持つのが普通。
変な持ち方ではバランスが悪くなりあたりが取れないし、魚とのやりとりもしづらいので必ずこの位置で持つこと。
スピニングタックルは少しの練習で誰にでも簡単に扱うことができるようになる。
初心者におすすめなバスタックル
タックルは初心者におすすめなのがロッド(竿)で1万円くらいのもの。リールは1万円くらいのもの。これくらいのものが長く使える。
ロッドについて
ベイトリール用ロッドとスピニングリール用ロッドの見分け方は持つところに突起があるほうがベイトリール用ロッド。無いのはスピニング用。
また、品番にCが入ってるのがベイト用(キャスティングのC)。品番にSが入ってるとスピニング。
ロッドを選ぶときに重要なのが硬さ。硬さは細分化されていて同じロッドでも非常に沢山の種類があるのはこのためである。
使いたいルアーに合わせてロッドを選ぶのが普通だが最初はバーサタイルモデルと呼ばれる万能モデルを買うといいだろう。
まず買うべきロッドはベイトの巻物用、スピニングのフィネス用(ULモデル)の2種類。出来ればベイトで重い仕掛け(リグ)を使えるような硬い竿があるといいが最初は無くても問題ない。
バスタックルのリールについて
ベイトリールのサイズは100番くらい、スピニングリールの大きさは2000番〜2500番(ダイワ社サイズ)くらいのものが使いやすい。
ベイトリールは左巻き右巻きがあるが右手が利き手なら左巻きの方がロッド操作を利き手で行えるのでアクションはつけやすい。巻物は右で巻いたほうが巻きやすいので右巻きを選ぶ。スピニングリールは通常ハンドルが付け替えれるので左右兼用。
バスフィッシングのラインについて
バスフィッシングで使うラインはフロロカーボン、ナイロン、PEなどの素材がある。
これらの使い分けを簡単に説明するとフロロカーボンは固くて比重が高いためアタリが取りやすくフィネス系やハードカバーを狙う釣りによく使われる。
ナイロンラインは柔らかく扱いやすいという特長からルアーを巻いて釣る釣りでよく使われる。ナイロンは扱いやすいので初心者におすすめの素材。
PEラインはナイロンラインの3倍以上の引張強度と非常に強い上、巻きぐせが付きづらく、しなやかであるため飛距離は最強レベル。ただ伸びがなく衝撃に弱いことや根ズレに弱いこと、コシが無く使いづらいことから素人にはおすすめできない素材。
太さは使うルアーによって様々な組み合わせになるが基本的にスピニングタックルでフロロカーボンラインを使うなら3〜6ポンド。ナイロンなら4〜8ポンドをおすすめする。(PEはメーカーによって太さにバラつきが激しいので号数よりもポンド数で選ぶ)
ベイトタックルの場合は基本的に12〜20ポンド程度のラインを使う。(ベイトタックルは糸ヨレなどが起こりづらいのでフロロカーボンでもナイロンでも問題ない)
太さを決めるポイントで重要なのは釣りをする場所の根の荒さ。
立木やブッシュが多い場所では引っかかりやすくなるので太めのラインを使い、特にカバーのきつくない場所ならできるだけ細いラインで問題ない。
オープンなエリアではたとえ50センチのブラックバスがかかってもちゃんとしたドラグ設定をしておけば2ポンドのラインで問題なくキャッチできるだろう(初心者にはおすすめしないが)。
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