ブラックバスのポイント(居場所)はどこなのか?
湖やダムなどで釣りをするとき、経験があまりないとどこを狙えば釣れるのか?あまり良くわからないかもしれない。
このページではブラックバスはどんなところにいるのかについて紹介していく。
スポンサーリンク
バスを釣るなら基本的にストラクチャー(障害物)を狙え!
ブラックバスは回遊してエサを追っていることもあるけれど障害物に身を寄せていることが多い。何故か?障害物には小魚やエビなどのエサが集まりやすいのでそこでエサを待っていたほうが効率よくエサを食えるからというのが大きい。
他にも鳥などの天敵から身を隠す意味などもあり、ストラクチャーを狙えばバスが居る確率が高い。
ブラックバスがよくいるストラクチャーは岸際の木などのブッシュ、水草、護岸など様々。目に見えるストラクチャー以外にも水中の地形の変化にもバスが着きやすく、川の中州が水没した馬の背や、水中の斜面であるかけあがりなども見つけておくと美味しいポイント。
減水した時や、偏光サングラスで直接見たり、ボートで魚探をかけるなどして見つけることが出来る。
シーズナルパターンによるポイントの見つけ方
春はシャローを狙え
春は、スポーニングという産卵時期なので浅いところにいる。
2~3月の早春はまだ水温が上がりきらないので深い場所に近い浅場に上がってきたりまた深いところに戻ったりしてる。なのでブレイク沿いを攻める。
4月になるとぽかぽかした日にはトップに出るほどシャローに居場所を移している。プリスポーンの荒食いの季節なので手っ取り早くスピナーベイトなどで探ると見つけやすい。
5月ごろになるとシャローで卵を守るオスのブラックバスが見えるようになる。大きなサイズのメスは2回目、3回目の産卵に向けてシャローとディープの間付近をうろうろしている。
夏は涼しいところを狙え
夏は、水温が上昇しすぎるので日陰とかちょっと深いところとかにいる。
初夏は、産卵で失った体力を回復しようとアフタースポーンのバスが荒食いをしているので釣りやすい。この時期は体力が無いので立ち木などの身を寄せることの出来る垂直なストラクチャーに寄り添いながら目の前を通る魚を狙っている。
水温は最適温であるためトップウォーターによく反応する。
真夏になってくると水温が少しでも低いところへ移動する。
水深のある場所ではサーモクラインと呼ばれる水温の変わる層の近辺にサスペンドしていることが多い。
同じく水温の低い木の陰の奥に身を潜めていたり、流れ込みのような水の動く場所に定位している。攻めるのは難しいが魚は密集しているので狙いやすい。
定位したバスはあまり動かないのでワームで狙うのが確実。木のオーバーハング下場所では虫が落ちてくるのを待っているのでトップをうまく奥へ入れると良く釣れる。
秋はどこにでもいる
秋は、広範囲に散る。
水温もちょうど良くベイトもどこにでもいるので場所は絞りにくい。
ただ、冬に向けて荒食いする季節であるため非常に釣りやすい。
こういう時期は広範囲を狙うことの出来るファーストムービング系のスピナーベイト、クランクベイト、バイブレーションが効果的。
回遊ポイントであるルートを見つけると数釣りが可能。リバーチャンネルやミオ筋などを狙うと良い。
冬は温かい場所か、水温が安定する深場
冬は、通常ディープエリアを狙うのが基本。
この時期のブラックバスはあまり動かず体力を温存している。一番水温が安定するディープエリアに集合する。なぜか?水と言う物質は4度で一番体積が小さくなり重くなる。だから外がマイナスでもディープエリアは4度で安定するのである。
ただし、深場にいる魚は活性が低いので釣りにくい。水温が低いにもかかわらず浅場でエサを食うような魚を狙う方が効率が良い。
他、場所によっては温排水の流れこむ河川などがあり、そういった場所では冬でもかなり活性が高く釣りやすい。
一日の居場所の移動
上記は季節の移動の話であったが、一日でもバスの居場所はかなり変わる。
大体朝一は活性が高く一日で一番エサを追う時間帯。こういう魚はシャローでベイトを追う。ただ、ベイトの有無が重要でベイトがいなければ全く反応がないこともある。
昼間は春や秋などのいい時期でなければ魚をあまり追わない。スローな魚はエサを追わずに中層でサスペンドしている。
冬の夕方は水温が上がるので魚が動く。夏の夕方も水温が下がるので魚が動く。夕方はシャローに上がってくるのを待つのが良い。
コメントを残す