ビッグベイトの基本と種類別の使い方をまとめて紹介!
ビッグベイトとは巨大なルアーのことである。
20センチ以上もある巨大なルアーである場合が多く、重さは2オンス以上であることがほとんどで、通常のバスタックルでは投げることが出来ないため大体の場合、ビッグベイト専用タックルが必要となる。
このページではそんな巨大ルアーでバスを釣るための基本知識をまとめて紹介していこう。
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ビッグベイト対応タックル参考
ロッド:MAXウェイトで2〜3オンスのルアーを投げることの出来る7フィート程度のロッド
→ビッグベイト用のロッドをアマゾンで探してみる
リール:16ポンドラインを75メートル巻くことの出来るベイトリール
ライン:16ポンド以上のナイロンラインまたはフロロカーボンライン。かかるサイズが大物である場合が多いので20LB以上推奨。最近ではより強力なPEラインも使われることが多くなっている。(PEは根ずれに弱いので直結するなら3号以上推奨)
ライン例)
ビッグベイトのメリット・デメリット
ビッグベイトのメリットは、
- 小さい魚はほとんど釣れない上でかいのから釣れる
- 巨大なため魚を寄せる力がものすごい
- 釣った時の満足度が高い
と言ったところ。
デメリットは、
- タックルが別に必要になる
- タックルボックスが別に必要になる(専用のボックス)
- 重いので投げ続けるのが疲れる
- 釣ったことが無いと投げ続ける忍耐力が持たない
- ルアー自体が高い
と言った感じ。
近年ビッグベイトがトーナメントでの勝利ルアーになるほどの浸透ぶりで使用者が増え続けている。ツイッター、フェイスブックなどのSNSでビッグベイトで釣ったというとダイナミックさをアピールできるというのもメリットかもw
ビッグベイトの種類について
ビッグベイトと言っても大きくわけて3種類ほどある。表層攻めのティンバーフラッシュやカバーに強いスイムベイト、リアルな動きのS字形などそれぞれ特徴があり、場所によって使い分けると効果的である。
エバーグリーン(EVERGREEN) ティンバーフラッシュJr #618 ピーコック
1.ジョイント式ミノータイプ
キャスティーク・ACミノーなどを代表とする巨大なミノー。このタイプはフローティングタイプが多い。
一番はじめにビッグベイトブームに火をつけた立役者的存在で巨大バスをゲットする率も非常に高いルアーである。
このタイプのルアーの使い方は基本的にゆっくりタダ巻きで釣れるがここぞというポイントでのロングポーズ(ほっとけ)も非常に有効で波紋が消えるまで放置したあとのワンジャークで襲い掛かってくることがある。
ゆっくりタダ巻きでついてきた場合は速巻きに切り替えると逃げられると感じたバスが一気に襲ってくることがある。この場合は止めるとUターンしてしまうので止め無いほうがよい。
私のおすすめルアーはネコソギ。ゆっくり巻くだけで釣れる。琵琶湖の夜釣りでの実績はピカイチ。
シャローのデカバスを虜にするルアー。
その他実績ルアー参考:
2.ジョイント式リップレスタイプ
エスドライブやジョインテッドクロー(ジョイクロ)を代表とするS字形と呼ばれるタイプのルアーで、泳いでいる姿は本物の魚そのものである。
すれた場所でも炸裂するビッグベイトで非常に実績の高いルアーである。主にシンキングタイプであるため根がかりが非常に怖いルアーでもある(高価なため)
おすすめは元祖S字形ジョインテッドクロー。まさに鮎。釣れそうなルアーを使うというのは集中する上で大事。
このタイプのルアーの使い方は基本はゆっくりタダ巻きだがロッドアクションでターンさせることが出来る。泳ぐ向きが急に変わるとバスがリアクションでバイトすることがある。上手い人は180度ターンを更に進化させ360度ターンで広範囲にアピールできる。リップがない分自由度の高いルアー。
根掛かりのない場所でのボトムステイは弱って動けないベイトを演じることが出来、ステイ後の動き始めで食ってくる。特にギル型ルアーは冬季のボトムステイがハマることがある。
参考:
3.スイムベイトタイプ
タロンやビビッドクルーズなどを代表とするソフトマテリアルのみで作成されたタイプのスイムベイト。
形状がワームに近くイメージ的にワームを使うのと同じであるため使いやすく実績も高い。サイズも7インチを中心に12インチという超大型や5インチというようなビッグベイトと呼べないサイズまでラインナップされているため手に取りやすいルアーでもある。
使い方はとにかくタダ巻き。小細工は必要なくひたすらタダ巻きで流していけばよい。護岸沿いを流していくのが基本であるがやはりストラクチャー周りでバイトが多いので油断せずに巻いてくる。
参考:
Fish Arrow Fish Arrow/フィッシュアロー Vivid Cruise/ビビッドクルーズ 102 スペシャルピンク 30g
4.トップウォータータイプ
正確にはビッグベイトと呼べるかわからない1オンス程度のルアーなのだが、クレイジークローラータイプのトップウォーターの大型化が起こっている。動きが面白く巻いているだけで楽しいのだが実績も高く初夏から秋にかけての定番ルアーになりつつあるのがこのタイプ。破壊力は強くビッグベイトと同様に使えるビッグバスハンター。
使い方は基本的にゆっくりタダ巻きでストラクチャー沿いをリトリーブ。自動的にハイアピールなアクションをするのでベストなアクションを起こす速度を探して巻き続ける。
活性が低く追ってこない時は時々ロングポーズを入れてみるのも有効。ここぞというポイントでのシェイキングやわざと枝に引っ掛けてちょうちんでシェイクなども試してみると良い。
このタイプのルアーは食性だけに訴えるのではなく、イラつかせて口を使わせるというテクニックが使えるためプレッシャーが高く、他のルアーに見向きもしないような場所ほど有効なルアーだったりする。
普段からストレスの溜まっているバスが縄張りから邪魔者を追い出そうと襲いかかってくるイメージで使うとよいだろう。
参考:
その他トップウォーター系ビッグベイト
ビッグベイトを沈めてディープを狙う釣り
2019年ぐらいからトレンドになりつつあるのが天秤を使ってビッグベイトを強制的に沈め、5メートルよりも深いディープエリアで使う釣り。
これまでビッグベイトでは攻めきれていなかったディープエリアにビッグベイトを効率よく沈めることができ、すれていないディープの魚を釣ることが出来るということで利用する人が増え続けている。
デメリットは根がかりの危険性が高まるということではあるが、リップ付きのビッグベイトは比較的根掛りづらいのでリップ付きタイプのビッグベイトを使ってみるのをおすすめする。
ディープトレーサーという専用の天秤も出ているが海釣り用の天秤でも代用可能。
ビッグベイトについてまとめ
ビッグベイトはブラックバスの捕食のスイッチと別に縄張りを荒らすというイライラのスイッチもオンにすることが出来るルアーで他のルアーでは絶対に釣れない魚を釣ることの出来るルアーだといえる。
↑このルアーなど確実に捕食行動ではなく威嚇行動で口を使っている。
ビッグベイトの裏技としては見えバスの前を何度も何度もビッグベイトを通していらつかせ、スモラバで食わせるというテクニックもある。
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