クロスバイクでサイクリングする時はコースが重要
クロスバイクでのサイクリングが楽しい季節になってきたので、いろいろな場所に行ったりしているのだけどサイクリングで重要なのはコースだということに気づき始めたので、ちょっとそれについて書いてみたい。
日本の道路は自転車に冷たい
日本の道路がどうやってできているのか?それは自動車の税金で作られている事が多い。自動車には色んな税金がかかっていてガソリン税、重量税、自動車取得税・・・税金まみれになっている。
そのため、道路が自動車のために作られていることが多く、自転車には最適化されていない事がほとんど。
日本全国の道路がほとんどすべてキレイにアスファルトで舗装されてメンテナンスされているのは、重い自動車税のおかげなので自転車にのるものとしてはその道路を利用させてもらってありがたいのだが困ることも多い。
交差点に横断歩道がない
交通量が多い幹線道路では横断歩道が設置されていないところがあったりする。横断歩道を通ろうと思うとかなり遠回りしたり、歩道橋を使う必要があったりする。
高架が自動車専用
線路をまたぐ道路とかでは高架になっていることが多いが、自動車専用の道になっている場合が多く、自転車は側道の階段を使わなくてはならない場合がある。
サイクリングコースは坂が重要
自転車の大敵と言えば坂。坂は体力を急激に消耗する恐ろしいスポットで、長距離ライドの場合は出来る限り坂を回避したい(ヒルクライムの場合を除く)。
河川を乗り越えるのが辛い
サイクリングをしていて一番の難所が川。そこそこ大きな川の場合、堤防が大きいので川を超える時は坂が長く結構辛い。
普通の場所なら川はそこまでいくつもあるわけではなく大した障害にはならないのだが、運河が発達した古くからの都市はやたら大きめの川が多い。大阪の場合、淀川を始めとした大きめの河川が連続していてぶっちゃけ何回土手超えないとあかんの?ってぐらいきつい。このコースは最悪だ。
東京は坂だらけ
渋谷には近づかない方がいい。どこから行っても渋谷という谷を超えるには結構な坂を超えなければならないから。他にもテレビ番組で全力坂が放送1000回以上を重ねられるぐらい、坂だらけなのでサイクリングコースとして東京は向かない。
サイクリングする時はコースをチェックする
最近はサイクリングにグーグルマップなどを使って最短距離を調べることが多いのだが、ぶっちゃけ最短距離よりもサイクリングに最適なコースを自分で選択したほうが良いと感じる。
こっちの道はトラックが多い道だから自転車だと危険すぎるとか、海に近い場所は川が集中するから無駄に高架が多くて思った以上に疲れるとか、休憩しやすい公園が点在しているコースなら疲れたときや、トイレに行きたい時にちょうどいいとかの時に使える。
コンビニや自転車屋があるルートというのも心強い。
サイクリングはコースが重要のまとめ
大規模な河川敷にある多摩川のサイクリングロードとか荒川のサイクリングロード、淀川とかにもサイクリングロードがある。そういうところでサイクリングするのも気持ちがいいが、たまには行ったことのない場所までサイクリングをしたいという時があるだろう。
そんな時は事前に上記に書いたポイントを考慮しながらグーグルマップで事前に調べておくと良いかもしれない。近いと思った場所が意外と自転車に優しい道ではなく車でなければものすごい遠回りで予想以上に時間がかかってしまうなんてことも多い。
何事も事前の準備が大切という話でした。