輪行で電車などの公共交通機関を使って移動しよう!クロスバイクの持ち運びについて
電車で移動したい時、自転車はどうやって運べばいいのか?
電車や船などいろいろな公共交通手段で使える輪行について今回は紹介していく。
輪行バックを用意しよう
通常どの公共交通機関でも自転車の持ち運びには輪行バッグなどのカバー無しでは持ち込みが不可能。
電車などでは特に厳しく裸のままでは確実に車内への持ち込みはできない。
ヨーロッパなどでは自転車は自転車持ち込み車両で運ぶことが出来るのだが日本ではまずそんなことやっている鉄道会社はない・・・。
ただ、ちゃんと自転車が隠れるようにカバーを付ければ無料で持ち込み可能なので輪行は積極的に利用していきたい。
ここで輪行バックについてちょっと紹介をする。
まずは前輪だけ外すタイプ
これは解体は楽。後ろのタイヤを外さなくてもいいので手が汚れない。ただし、前輪のタイヤをボディーとくっつけなければならないので袋に入れるのには手間がかかり結構時間がかかる。
コンパクトにはならないのでかなり場所を取るのもデメリット。物によっては電車への持ち込みが出来ない可能性もあるタイプ(縦横合計が250センチ以内にならない可能性)。車で移動する時などは非常に便利だろう。
前輪も後輪も外すタイプ
これは前も後ろも車輪をはずさなくてはならないので解体は大変。エンド金具を取り付けて使うなど手間もそれなり。
メリットはコンパクトになること。これは重要で運ぶ時大きいと重心がぶれるのでコンパクトな方が運びやすいのである。さらに安定もいいので電車内でも邪魔になりづらい。
詳細は参考サイトにて
→輪行袋の種類の解説と使ってはいけない輪行袋について
→輪行袋輪行バッグの選び方
→輪行袋の使い方
輪行する時取る席
長距離の輪行の場合席を予約して特急券を買うことがあると思うがそんな時は駅員さんに言って一番後ろか一番前の席にしてもらうといいだろう。真ん中ぐらいの席だとめちゃくちゃ邪魔になるので結局デッキに立つことになるからである。
船での移動の場合
船に乗せるときも輪行袋に入れておけば手荷物でいける場合がある。自転車丸出しだと自転車料金がかかるのに輪行なら無料なんて超お得。
船の場合は邪魔にならない場所へ置いておけば良いので席とかはあまり気にしなくてもいい。盗まれても犯人が途中で降りられないので基本大丈夫。
注意点はうねりが強い時などに船が揺れる事を考えてしっかりと固定出来る場所へ置くこと。揺れにくい船の中心付近に置くと尚良いだろう。
飛行機で輪行する場合
各社で対応が違うが自分で取り扱わないで他人に預けることになるのでしっかりとしたケースに入れて預ける必要があるだろう。また、上空での気圧の変化があるためタイヤの空気を抜く必要があることも。必ず携帯式の空気入れを持って行く必要がある。
輪行の注意点
まず、電車にのる時は邪魔にならない場所を確保。混雑する電車は何処へ乗っても邪魔になる可能性が高いので出来るだけ最前の車両の一番前とか最後尾の車両の一番後ろを確保すると良い。
本当に混雑する時間帯場所などは自走出来るならその区間自走で移動する方法も良いかもしれない。私は都心部はあまりに混雑が激しいため登戸から錦糸町までは自走して千葉へ向かった。
あとは軽いと思った自転車でも長距離移動はめちゃくちゃしんどい。
私のクロスバイクは細いタイヤで総重量は9キロ程度なのでちょっとした距離なら非常に軽く持ち運べる。ただ、運んでみるとわかるのだが100メートル輪行袋に入れて運ぶとなると信じがたいほどの重さになる。
200メートルを超えると一旦持ち方を変えなければ無理。持ち運び方もちゃんと考えて肩だけに重さが加わらないような持ち方をしたりしなければならないだろう。
輪行についてのまとめ
今回は私の経験した輪行についてのまとめを書いてみたがいつも自分の家の回りだけでサイクリングしていて飽きてきた人やちょっと遠いところで開催しているサイクリングイベントへ参加したいけど車が無いという人などには電車での輪行をおすすめしたい。
行きは輪行で帰りは自走とか逆のパターンなどを使ったりすると普段ではいけないような場所に積極的に乗って行けたり出来るだろう。
また落車によって自走不能になったり修理不可能な車体トラブルが発生したりすることを考えて長距離乗る時は普段から輪行袋を持ち運んでおくのも重要かもしれない。