バスのサイトフィッシング(見えバス攻略法)
見えバスというのはその名の通り目で見えているブラックバスのこと。
この見えバスというのが結構厄介で、簡単に釣れることもあるけれど通常中々釣れない。
それは向こうからもこちらの存在が見えているから当然、警戒心はめちゃくちゃ高い。こいつらをどうやって釣るか?それをこのページで紹介する。
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1.見えバスをあえて見えなくする
まず、一つ目はしゃがむこと。出来る限り、バスから見えなくしたほうが絶対に釣れる。確かにこちらから見えバスは見づらくなるが、大体おおよその場所はつかめているのでうまくルアーを通せるはずだ。
このバスから見えなくなる作戦の最高位は全身迷彩服で顔もコマンドーの如くマスクをかぶるかペイントすること。その昔、奥多摩湖には横山氏と言う方がこのような戦法で50オーバーをかなりの数しとめていたそうな。
2.ルアーを通す向きを考える
ルアーを通す向きは非常に重要。まず真正面からルアーがバスに向かっていくような方向で投げても釣れない。
逆に逃げてしまう。これはナンパのテクと同じで斜め後から通すのだ。
ナンパも急に後から声をかけられると反応する率が高いとのこと(ナンパ師曰く)バスも、急に視界に入ってきたものに対して興味を持ち、何気なく食ってしまう。
だからルアーは後から通すのが有効なのである。
3.バスを怒らせる
これはスポーニング時に非常に有効なテクニックなのだが、明らかに食ってこないだろうと思われるようなビッグベイトを何度も何度も見えバスの前を通す。段々バスもいらだってきてビッグベイトを追いかけたりし始める。
イライラが絶頂に達してるな、と思ったらスモラバを投入。するとイライラしたバスはあっさりスモラバに噛み付く。
食性よりもイライラで食わすテクニックである。
4.リアクションバイトを誘う
リアクションバイトと言うのは反射的に食ってくることで、本能だけで口を使う状態のことだ。人間でもボールが飛んできたら反射的に手でキャッチしようとしたりする。
バスもルアーが飛んできたら反射的に食いついてしまう。なぜならブラックバスには手が無いからだ。
具体的にはバスが浮いていたらそのバスのすぐ近く、前方方向にルアーを投げると着水と同時に食ってきたりする。
もうこの時はエサを襲っているのではなくなんか来たから咥えとこうって感じで食っている。
目の前に落とすの逆でバスの後ろ1メートルに落とす方法もある。それはそのバスがすでにいろいろな人に攻められ続けて目の前にルアーを落としても食ってこなくなっている場合があるから。
こういう時はバスの後ろに落とすことでバスが興味を持って振り返り、ルアーを見つけた瞬間リアクションバイトしてしまうことがある。
5.スイッチを入れる
見えバスが浮いている時と言うのは大体の場合、食う気はない。休憩中なのだ。本当に食う魚はぼんやり浮いていないで常に動き回っている。
こんなぼんやりした魚を釣るためにはスイッチを入れてあげなければならない。
そのスイッチを入れるルアーとして効果的なのがミノーやアイスジグ。
ミノーでスイッチを入れるには俗に言うビュンビュンミノーが効果的。
リールを巻くスピードを最大まで高めて超高速リトリーブさせる。
すると今までぼんやりしていたバスが急にルアーを追いかけ始める。何度も通していると活性が上がり喰らいつくだろう。
アイスジグの場合は魚が足元のえぐれに隠れているとか、テトラの中にいるのがわかっているとかの場合が釣りやすいが見えバスでもうまくやればスイッチを入れることが可能。
ワームよりも比重の高いルアーなので高速ダートでスイッチを入れることは可能である。
6.加藤誠司さんの究極奥義
フィッシングショーで加藤誠司氏が水槽の巨大バスを釣り上げたあのテクニックだ。
まず、ワームはワッキーリグ。
このワッキーリグのワームを魚の近くに投げ、ビュビュ!っと小さく2回ジャーク。
すると、バスは急にワームに気を取られる。そしてバスの浮いている層と同じか、若干上の層を漂うようにシェイクしながら巻いてくる。
すると何のためらいも無く巨大なバスが口を使う。
ワームはストレート系のジャッカル社「フリックシェイク」のようなワームを使っていたが一定層を低速で巻けるならどんなワームでもかまわない。
参考ジャッカル(JACKALL) フリックシェイク サイトマジック 4.8 マルハタパンプキン
ベイトがエビ系の場所ならホグ系のワーム(参考:Berkley(バークレー) パワーバルキーホッグ3インチ グリーンパンプキン MPBH3-GP)でもいいし、ベイトが小魚ならフィッシュアローの「フラッシュJ」のような小魚系のワームの方が効くだろう。
参考リンク:Fish Arrow(フィッシュアロー) フラッシュ-J 2 #25 レイクワカサギ/シルバー
一番重要なのは2回ビュビュ!という水を切り裂くジャークでスイッチを入れてあげると言うこと。
今まで何の反応もしなかったりルアーの前でUターンしていた魚が口を使ってしまう不思議なテクニックなので是非お試し願いたい。
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