リールはハイギアがいいのか?それともノーマルギアがいいのか?


こんなサイトにタイトルのような質問があったので記事にして答えることにする。

タックルについての疑問で多いのがロッドで「低弾性カーボン」か「高弾性カーボン」か?リールで「ハイギア」か「ノーマルギア(ローギア)」か?という疑問点。

ハイギアというのはHGとの表記のあるリールで、ベイトリールでは一般的にギア比が7以上となっている。ギア比7とはハンドルを一回転させた時にスプールが7回転すると言う意味で7:1などと書かれることもある。

ノーマルギアはローギアとかパワーギアとか言われることもあり、バス釣りではあまり特別な表記はないのだがジギングなど他の釣りではPGなどと表記されることもある。一般的に5〜6程度のギア比がノーマルギアと呼ばれるギア比。

スピニングリールでも同じでハンドル1回転当たりに巻ける長さが長いリールをハイギアと呼ぶ。

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ハイギアとローギア(ノーマルギア)はどう違う?

一般的なハイギアリールとノーマルギアリールの違いについて書くと、

ハイギアリールは、

  1. 手返しがいい。
  2. カバーに巻かれにくい。
  3. ビュンビュンミノーなどの高速巻きメソッドがやりやすい。

などのメリットがある。

上記のメリットを存分に使うことを考えると、
ワームなどによるカバー打ちなどの手数が勝負の釣りはハイギアリール。

魚が抵抗する前に一気に巻くことを考えるとピッチングなどのワームの釣りにはハイギアが非常に有利になると考えられる。
合わせを入れる時も一気に巻いて思い切り合わせを入れるワームの釣りには有利である。

高ギア比を利用して高速リトリーブをする釣り方がある。
ミノーの高速引きだ。

秋のシーズンなどで非常に有効な釣り方だがローギアでは見切られるくらいの高速リトリーブでないと食ってこない時があるのだがこういう時に高ギア比のリールが圧倒的に有利になる。というか高ギア比のリールでないとこの釣りが出来ない。

ノーマルギアは、

  1. 巻き心地が軽い。
  2. 一定速度で巻きやすい。
  3. ゆっくり巻ける。

などのメリットがある。

ノーマルギアのリールが有利な釣りは巻物

スピナーベイトなどの結構抵抗の大きい巻物に関して言えば、ギア比が5〜6くらいのリールでないと疲れるし、等速で巻き続けるのが難しい。
ディープクランクを巻く釣りなどでは釣れるか釣れないかはローギアリールを使ってるか使っていないかの違いになってくるほど重要なポイントとなる。

巻き心地もノーマルギアの方が軽くて気持ちいいので釣りの快適性は高い気がする。

ただ、ハイギアのリールでもゆっくり巻けるという人もいるし、ハイギアリールでスピナーベイトもワームも使うという人もいる。
使ってみて自分はどっちが快適に釣りが出来るか?

自分にあったタックルを使うのが一番釣れると思うのでひとまずハイギアのリールとノーマルギアのリールを1台づつ買ってみて使い比べてみればいいだろう。

金銭的に難しいようなら私はハイギアリールをおすすめする。

ハイギアリールの方がバス釣りには使う場面が多いし、技術次第でローギアモデルの使い方も可能だから。

ハイギア代表リール

ダイワ(DAIWA) ベイトリールジリオン SV TW 10.0R

ギア比10:1というとんでもないレベルの高ギア比。現在このギア比を超えるリールは販売されていない。とにかく手返しを良くしたい人におすすめ。

ローギア代表リール

シマノ(SHIMANO) 14 カルカッタ コンクエスト 100/101

ギア比5.2:1でゆっくりと巻けるリール。リールの重さも安定感があり巻物には最高。

まとめ

ハイギアとノーマルギアはどちらを買うべきなのか?なのだが、はっきり言ってメーカーはハイギアモデルをラインナップに凄く増やしている。
売れるからだそうだ。
釣れるかどうかは別の話。

特性を知り、自分の釣りに必要なリールを買うのが正解であるが、私はバス釣りにおいては基本的にハイギア、ノーマルギアは両方必要だと思っている。

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馬キチ

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幼少の頃より釣りをし続け、早釣り歴30年以上となっている釣りバカおじさんです。

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