クロスバイクの書

防寒アイテムについて

冬のサイクリングはとても寒い。指先は寒風により痛くて千切れそうだし、耳も痛くてしょうが無い。

なのに15分もこいでいると今度は段々暑くなってくる。30分も漕ぐと上着を着ていられないぐらい暑くなり汗をかく。だが止まると汗が冷えて寒くなる・・・。

冬のサイクリングはそんなパラドックスの中で苦しむことになるものなのだが今回は防寒アイテムを紹介していく。

手袋

まず手袋は必須アイテム。冬に乗る時に一番必要なのは手袋だと断言出来るほど大事。これがないと手が動かなくなってきてブレーキすらままならず超危険だからだ。

手袋と言っても軍手から皮の物まで多種多様な手袋がありどれがいいか選べないって人もいると思うのでちょっと紹介してみる。

スマホが使える手袋

今は地図やらメールやら全部スマホ。スマホがないと何も出来ない時代。そんな時代においてスマホが使える手袋ってのは本当に重要でいちいち手袋をはずさなくても操作できればとても楽なのだ。

毛糸のタイプはほんとうに寒い時は不向き。風を通してしまうので本当の寒さには勝てないのだ。

オススメは風を通さない素材

こういう商品だと風を通さない。ただし蒸れることは蒸れる。防寒を優先させると蒸れるのはしょうが無い。

高いけどこういう自転車メーカーの作っている専用グローブだと快適性も防寒もそれなりに必要十分。

私の場合はガッツリ防寒のものではなく薄めのを使っている。

厳冬期には使えないという人もいるが漕いでいると温まってくるのでこの程度でもなんだかんだで5度ぐらいなら平気。それ以下は辛いけど気合!マイナスになるともっといいのを使ったほうがいいだろう。。。

ちなみに、自転車専用とかそうじゃなくても滑り止めが付いているような手袋の場合スマホの操作が頑張れば出来ることが多い。

寒い朝は耳あてかニット帽

朝は気温が低いので北風をまともに受けると耳が千切れそうになる。耳いてぇーーーって思いながら漕いでもいいがそんな修行みたいなことをするなら耳あてかニット帽をおすすめしたい。

最近は髪型が崩れないタイプが主流。

上着はコンパクトになるタイプがおすすめ

はっきり言って上着が一番ややこしいアイテム。出かける時は寒くてダウンジャケット必須の状況なのに漕ぎ始めるとたった15分で汗ばむからである。そんな時に活躍するのがコンパクトになるタイプの上着。すぐに脱げるのはとても重要。

足元が重要

冬にサイクリングをする場合、意外と盲点なのが靴。普通のコンバースのスニーカーで夜に1時間ほどほぼ0度近い街をサイクリングして家へ着いて気付いたのだが足がもう冷たすぎて何の神経も通ってないってこと。これ下手すると凍傷なるよ。末端には血が通いづらくなるから本当に気をつけたほうがいい。

ここまで行くと漕ぎにくいと思うが理想はこれ。

私は通気穴の全くない以下の靴にユニクロのヒートテック靴下を合わせて履いている。通気穴は蒸れを抑えるがほんとうに寒い時はいらない。

自転車の防寒着まとめ

サイクリングの防寒ほど難しいテーマはないと思う。15分後には温まるからと最初から薄着で行くか?それとも気温に合わせて着込んで行くか?どちらにしても難しい・・・。

ちなみに峠道をひたすら登るヒルクライムレースは帰り道15分以上下り坂で寒風を浴びるので防寒着はパーフェクトレベルでやったほうがいい。
薄めのグローブだとブレーキが握れなくなってきて死ぬかと思った・・・・。