クロスバイクの書

クロスバイクの維持費はどれぐらいかかるのか?

メンテナンス費のイメージ
初めて買ったクロスバイクを乗り続けて早8年となったがまだまだバリバリ現役であと10年は使っていこうと思っている。

でも長く乗っていると必ずダメになるパーツがあり定期的に交換が必要となってくる。

今回はクロスバイクの定期的に交換が必要なパーツ、言わば「クロスバイクの維持費」について書いてみる。

よく交換するパーツ

チューブ

by カエレバ

一番消耗するのがチューブ。クロスバイクでも速さを追求した700✕23Cのタイヤを使っている私のマシンではかなりパンクすることが多い。

平均して2ヶ月に1度くらいのペースでパンクしている気がする。パンクした場合、パンク修理キットを使ってパンク修理してもいいのだが私の場合チューブごと交換する。パンク修理が失敗していてまたその部分から空気が漏れたりしたら嫌だから。

チューブの価格は1000円しないので消耗品として割りきって交換している。

ただ、最近はスピードを追求したタイヤをやめてパンクしにくいタイヤにした。さすがに2ヶ月に一度のパンクは頻度が多すぎて嫌になる・・・。街乗りなら丈夫さも大事。

タイヤ

by カエレバ

チューブに引き続き交換頻度が高いのがタイヤ。やはり地面と接している分ダメージは他のパーツよりも蓄積されやすくブレーキなどですり減り寿命は減っていく

スピードを追求したモデルのタイヤには溝が最初からないのであるがそれでも2年乗ると明らかにもう限界と思えるぐらいタイヤが減っているのがわかる。こうなってくるとパンクの頻度も増し実用に耐えるレベルではなくなってくるので交換が必要。

他にもゴムという素材は劣化が早い素材であるため、気が付くとひび割れしていたりして交換の時期がわかりやすい。

チェーン

by カエレバ

チェーンは1%伸びると交換の目安と言われておりパワーが伝わりにくくなる。乱暴な乗り方をするとすぐ外れるようにもなり、交換の必要性を感じると思う。

特に交換の必要性を感じなくても確実に伸びており、そのままチェーンを使い続けるとギアを痛めてしまう結果に繋がる

交換の目安は4000〜5000キロと言われていて1年ぐらいで交換するのが良いとのこと。ただそんなに乗らない人は2年に1度程度でいいと思う。ちなみにロードレースのプロはレースに出るたびに交換している・・・。

チェーン切断器具など割りと本格的な道具が必要だが長く乗るなら持っていてもいいかもしれない。面倒ならサイクル専門店で工賃を払って交換してもらうのも良いだろう。

ワイヤー

by カエレバ

ブレーキやギアのワイヤーも定期的に交換が必要なパーツ。

これに関しては必要な工具も多く、素人には難しいため店でやってもらうのが1番だと思う。ブレーキワイヤーなど切れると下手すりゃ死ぬパーツなので出来れば1年毎にチェックしてもらって交換するべきか相談したいが5年乗っても何の問題も無い場合もある。
ただ、ブレーキを掛けて重いなぁと感じるようなら交換したほうがいいだろう。

ハンドルグリップ

ゴムのパーツなので劣化してボロボロになってくる。日の当たる場所においておくとひび割れだらけになる場合もある。溶けたり割れたりしてきたら取り替えたほうが良いだろう。

私の場合大体2年に一度は取り替えている。力がいる場合もあるが基本自分でできる。

by カエレバ

釣り竿に使うラバーグリップを巻くと意外と良かったのでおすすめ。

ブレーキ シュー

by カエレバ

ホイルに押し付けてブレーキをかけるパーツだが乗れば乗るほど減っていくパーツ。溝が入っていてそれが無くなったら取り替え時期となる。

普通に乗っていれば4〜5年で取替時期が来るだろう。乗る距離や頻度によっても交換時期は前後するが溝があるので交換時期はわかりやすい。交換は簡単なので自分でできる。

その他の消耗品

チェーンオイル

ワックスタイプは1ヶ月に一度は必ずさす必要がある。長距離乗るならもっと頻繁にさす。

by カエレバ

グリス

あらゆる可動部分にさす必要がある。音が出たりなんか調子悪い時にグリスを注せば大抵のことは解決してしまう素晴らしいアイテム。

by カエレバ

ディグリーザー・パーツクリーナー

チェーンやギアが汚れたらディグリーザーで汚れを洗う。乗る頻度にもよるが1〜2ヶ月に一度は使う。

by カエレバ

クロスバイクの維持費まとめ

色々と消耗品について書いてきたがちゃんと長くクロスバイクに乗っていこうと思ったらそこそこの維持費が必要になってくる。(私の場合、8年間使って3万円程度は使っているので年平均4000円程度となる)

クロスバイクもちゃんとしたブランドなら軽く10万円とかするものなので寿命を少しでも伸ばしてあげることを考えると維持費はケチらず使ったほうが最終的に安くつくだろう。

自転車に車検は無いが行きつけの自転車屋を探して定期的に診てもらうのは大切である。