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シーバス

プレッシャー攻略がコツの多摩川シーバス

投稿日:2011/11/14 更新日:

秋の多摩川シーバス
前々日の雨で多摩川の状況が好転しているかも?と希望を込めて多摩川へ。

釣りロマンとザフィッシングのシーバス特集のおかげでものすごいプレッシャーの状況になった多摩川だったが何とかゲットできたのでその釣行期。

18時ごろ現場に到着すると人が多い。明暗付近だけで7人くらいが竿を振っていたのだが明かりは結構広範囲を照らしているのでその集団に加わった。

前回ボウズを食らったので今回はちゃんと釣ろうと最初からワームで攻める。

しかし反応はない。
水面には大量のゴミが漂っているので雨の影響は結構なものと思われるがシーバスらしき反応は乏しい。

ボイルはしているものの恐らくこれはこの時期シーバスと共に活性の上がるマルタウグイと思われる。ワームにもかするような当りがあったのだが恐らくウグイがちょっと反応しているという状況なのだろう。小さすぎる口では針が掛かりしない。

1時間ぐらいしてあまりにも誰も釣れないので集団はみんなどこかへ行ってしまった。

明暗の人が2人いるので明暗は攻められず回遊場所のブレイクを中心に攻める。アタリはない。かなり粘っていると明暗の人がシーバスをかけたようだ。だが、猛烈なエラ荒いでばらしてしまった。やはり魚はいる。

連日のプレッシャーで反応しづらくなっているのだ。最高のコースを通せるかどうかが重要、追い掛け回して食ってこない。

明暗を直で狙えれば拾えるかもしれないが今回はワッキーも同行していたので小さなポイントを2人で攻めてもしょうがないと回遊を狙うことにしていた。

しかし、全然釣れない。
ベイトはボラっぽいが何か間違っているのではないかと少しポイントを外れたところで水中を覗いて見た。

今回からヘッドライトをハロゲンにしたので水中を照らすことができる。
浅い場所には手長エビが大量に沸いていて、その手長エビを狙って10センチほどのセイゴが沸いている。ボラの稚魚が20センチ近くあることを考えるとセイゴのほうがシーバスのベイトになっているのではないかと思われるレベル。

魚の世界では共食いというのは非常に一般的な現象で、子供を守ると言われているブラックバスも子供を守る時期が終わると躊躇なく自分の子供を捕食する。

これだけセイゴが集まっているのなら沖に大きいシーバスがスタンバイしていると思いポイントを変える。

ノーバイト。

そんなに甘くはない。ちょっと場所を変えたくらいで釣れるなら誰でも釣れる。

もう少し場所を変えてみる。昔真冬に極太シーバスを捕獲した場所。それほどポイントらしきポイントではないのだが何故かたまに釣れる場所。

流れは非常に強くなり、経験的に「釣れる」流れになっている。

サーフェス系のミノーでチェックするが釣れない。ボイルも無く表層ではないと思い、万能プレイヤー・ローリングベイト77にバトンタッチ。

普通に引いても足元のブレイクを綺麗に攻めることはできない。ブレイクを攻める時は最深部へ一度ルアーを沈め、ブレイクをなめるように巻き上げてこなければならない。リフト&フォールと呼ばれるテクニックに近い形で攻める。

流れの一番強いところに差し掛かったときガツン!
ものすごく明確なバイトが伝わり電撃フッキングを入れるとものすごいジャンプ!何回かものすごいジャンプをされたがバラさずにキャッチできた。

多摩川シーバス
メジャーがずれているのだが、正確には59.5センチ。
久しぶりのシーバス60センチ弱。体高があるナイスバディーだった!

この後はしばらくやったものの流れが緩くなり潮位も足りなくなってきたので終了。

この時期のシーバスほど面白いファイトをする時期は無いと思うので是非ともシーバスを釣りに出かけて欲しい。そう簡単に釣れるわけではないがだからこそ面白いと思えるのが釣りなのだ。

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