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シーバス

シーバス自己記録更新フィッシュ捕獲セリ

投稿日:2012/09/11 更新日:

ランカーシーバスゲット画像
溜まってた不幸が爆発したのでその一部始終ブログ。

土曜日から実家のある尼崎市に夏休みを取って帰っていた。

Xデーとなった9月10日月曜日は午後から雨の予報であった。
数日前からリサーチを重ね、何を釣ろうか迷いに迷っていた。武庫川一文字でサゴシ、ソウダ、タチウオが釣れている。明石ではアオリイカの新子と大きくなったケンサキイカが結構釣れている。

雨だし明石まで運転するのちょっとあれだな・・・ってことで武庫一でワインドによるサゴシ、タチウオ狙いにすることにした。昼間はソウダをジギングサビキで狙えばいいかなという感じで3時くらいから半夜釣りをすることに。

だが・・・まさかの強風波浪注意報発令により渡船終了のお知らせ・・・。なんともついていない。これが結果的には良かったのかもしれないが。

計画変更。こういう時は湾奥に逃げ込んできたベイトについてシーバスが入ってくるはず。そして今回は強い南風。
西宮や芦屋のあたりは南風でベイトが寄せられる地形なので期待が持てる。

暗くなるまで時間をつぶし、18時過ぎに現場到着。

4年ぶりくらいの西宮港。
芦屋浜に釣りのできる立派で広大なベランダが出来てからは影をひそめる釣り場。
この釣り場は俺が関西でシーバスを始めたころから通っていた場所なので知り尽くしている。

チヌ狙いの人はちょうど帰り始めた時間帯に入る。雨はちょうどやんでいる。
シーバス狙いの人はほかに一人だけ。港の内側のほうを攻めている。こっち側に船が止まっていて明かりがあるときはシーバスが溜まるのだがあいにく今回は船なし。攻めるに値しない。

外側の沈みテトラ帯。
干潮の時に見ればわかるのだが満潮時には隠れるテトラ帯がある。今回は完全に水没している。
この場所は地味だが必ずシーバスのつく、知る人ぞ知る穴場スポット。チヌも多いので昼間はチヌ師がいる。でも夜は大体だれもいないのでいつも西宮港ではここを攻める。

昼間でも結構釣れてスピンテールや鉄板系でテトラの際を狙うのが常套手段。
今回は実績ナンバーワンのローリングベイト。
沈みテトラを上から攻めてゆく。高速で表層を狙うも反応なし。中層まで攻めたがどうも違うようなので底からの巻き上げにかえる。
実はこの場所の釣り方というのがあって、テトラにわざとコンタクトさせるパターン。過去、どれだけこのパターンでシーバスを捕ってきたか。まさにこの場所の王道とも呼べる釣り方で攻める。

数投

コツン!明確なバイトに思いきり合わせを入れると尋常ではない引きで突っ込む。
今回はライトショアジギングにも対応したシマノのルナミス9.6フィートにいつものツインパワーMG3000番という結構力のあるタックルでやっていた。
このルナミスというロッドはXテクノロジーによって非常にパワフルなロッドなのだ。
そのロッドがバッドから曲げられる・・・なんだ?この魚?という力なのである。ドラグも信じられないくらい出される。普通のサイズのシーバスなら楽勝でやり取りできるこのタックルでロッドエンドを腰に当てジギングのポンプアクションでのやり取りを強いられるのである。

走り出したらもう竿を右手でただ支えるだけのファイト。久しぶりに魚に主導権を握られるファイトになった・・・。もうよせても寄せても一瞬で走られる。全然寄ってこない。テトラに潜られたら一発で終了だな・・・と思ってもドラグが止まらないので運を天に任せるしかないファイトだった。

あまりにも激しい突っ込みと重過ぎる手ごたえにエイや青物を想像したがどれも違う。なんなんだこの魚の正体は?

と思っていたらついに、魚の体力が限界を迎えた。

浮かび上がってきた魚体はまさしく巨大シーバス。久々にお目にかかるサイズの魚に興奮してしまう。

ちゃんと60センチ枠のタモ網を用意していたのでこのサイズでも難なく取り込み完了。最後は戦いに疲れ切って何も抵抗せずタモに収まった。

持ち上げようとしてビビる。重過ぎるw笑ってしまうくらい重いw
陸揚げしてその巨体を見直すがやはり俺の釣ったシーバスの中では最大クラスだ。
残念ながらメジャーを忘れていたのでその場では測れなかったがタモ網の柄にしるしをつけて後で測ることにした。
カメラもゲリラ豪雨を恐れてカメラを置いてきたのでiPhoneのカメラしかない。しょうがなくそれで撮っておいた。

ランカーシーバスの全体像

針を外すが口の外側にかかっているだけでいつばれてもおかしくないような状況だった。運が良かったとしか言いようがない。
60センチ枠のタモ網が小さく見えるシーバス画像
ローリングベイトがミニマムルアーに見えてしまう巨大な頭・・・。うんでっかい・・・。こんなのがこの場所で釣れるとは・・・。

あまり時間をかけて死んでしまうとかわいそうなので迅速にリリース。ゆっくりと水底へ泳いで行った。

心地よい疲労感。

この後はいろいろとルアーを変えて攻めてみたが群れが入ってきていたのではないようであたりなし。

チヌ釣りに切り替えてみたが豪雨で終了とした。
家に帰って印をつけたところを測ってみたらなんと93センチ!80センチは超えていると確信していたがまさかの90越え!やっぱり90超えるとシーバスがシーバスとは思えない引きをするんだなと実感した。

ずーっと釣り運から見放されていたけど、本当にこれだから俺は釣りを20何年もやり続けてるんだろうって感じる。
次はメーターオーバーだな!

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