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過酷な釣行、横浜から船でのマゴチ釣り

投稿日:2012/09/02 更新日:

マゴチ釣りに行ってきた。

まず読者に伝えておきたいことがこの釣り日記が不幸な男の不幸な数日の出来事であるだけのことである。

木曜日。
さかのぼること2日。この日から歯車が狂ってきた。

わが社は夏休みが自由に取れるということで上司2人がこの前日から休みを取っていた。海外旅行へ行っている為連絡が絶対に取れない状況。わざわざそういう状況を作り出したのだろう。

そんな中同じチームの同僚が金曜日身内の看護で休むとのこと・・・。何だこの俺だけしか頼れる人いないフラグは・・・。俺の代わりなんていくらでもいるはずなのに・・・俺が死んでも代わりはいるもの・・・。
でもいませんでした・・・この日に限っては代わりがいない・・・そういう日を狙い撃ちで仕事っちゅうのは襲い掛かってくるんやね・・・。

PM8:00

取引先の偉い人がうちの会社に来て明日までにこのデータが揃わないと新製品が発売できないんですとのこと・・・知らんがな。なんで前日に言ってくるんや・・・これで俺が明日までにこのデータを入力しないと取引先の危機になってしまったやん・・・。結局一緒にデータを入力して、今日はこれぐらいにしましょう。うん。すでにAM2:00だしね。

計算すると家に帰っても逆に疲れるので会社に泊まることにした。

3時間ほど寝たか寝てないかわからないような睡眠を取りデータ入力再開。取引先の人に電話してみてもこれから出張だからやっといてみたいな状況。このデータの締め切りは最初13時とのことだったので朝から頑張って早く終わらせて14時には家に帰ろうと思っていた。上司もいないし時間的に1日分働いてるし・・・。

だが、結局締め切りを延ばすしかない状態であり、最終的に何だかんだで20時にやっと終了。いつもの1日と同じ位の終業時間じゃねぇか・・・途中何度も帰宅してもいいですか?って聞いちゃったよ取引先のえらいさんだろうが俺の釣りを邪魔して欲しくないんだよ。

まぁギリギリ土曜日の釣りに生きて行けそうな時間だったのであわてて船宿近くの友人宅へ。

釣り人というのは恐ろしいものでいい場所を取るためには睡眠時間なんていらないし飯なんて2~3日食わなくても平気なんだよ。会社に泊まった次の日であったとしても2時間の睡眠で問題なく朝4時には店の前に到着。すでに2人並んでいたのには恐れいった。

待ってる間に蚊に食われまくる。ムヒがこんなに欲しくなるなんて。

5時にやっと受付が開始して蚊の地獄から脱出。エサのハゼを釣りに行く。
1投目から入れ食い。なんちゅう魚影w横浜の運河のハゼはものすごい密集してるね。一緒に行った友人には何故かキスも釣れていた。どぶ川にしか見えないのに。。

30匹くらいは釣れたのでハゼ釣り終了して船へ。

土曜日とあって満員。20人くらいで出船。
ランドマークタワーが綺麗な横浜
横浜を後にする。

釣り場は多分千葉。横須賀の対岸。

エサに釣ったハゼをつけて投入する。船釣りとか久しぶりなので底がわからん。前回の船釣りはマルイカだったので40メートルくらいの水深に20~30号を投入していた。今回は15メートルの水深で10号のおもり。感覚が狂う。

でもすぐにわかったのであたりを待つ。
エサのハゼが元気すぎてなんか結構引く・・・あれ?こんなに引く?

これはアタリっしょ?でアワセ入れるとドラグ緩緩でアワセきれなかった。ドラグ調節は大事です。
ハゼはぼろぼろになって帰ってきました。完全にアワセミス。

でも初ポイントでいきなり食ってくるってことはいい感じ?
と思ってたら周りの人が上げ始めた。30~40センチのマゴチ。

エビはエサ取りが来るらしいので俺はハゼを使っていたがエビが早めに死ぬと勿体無いとのことでエビを使い始めた。言ってたとおりエサ取りに半分かじられて終わる。あたりも何もあったもんじゃない。多分フグ。

そんなこんなでエビは早々に無くなった。エビを追加するには1匹100円とのことでハゼを釣っておいて良かった。ハゼはエサ取りにもあい辛くていいエサ。

ただ、中々アタリが無い。
そんなこんなで船酔い。
酔い止め買おうと思ってたのに忙しすぎて忘れてた・・・。釣りながら仮眠。

根掛りで貴重な天秤を失う。別に天秤じゃなくても釣れるんじゃない?とタングステンのテキサスシンカーを使ってみたが10号の重さがどんなのか思い出せず友人の天秤を借りる。

アタリがたまにあるものの食い込まない。周りは普通に釣れているだけになんだか(´・ω・`)

友人も普段いっぱい釣れてると言っていた割りに全然釣れない。

定期的に酔う・・・そのたびに竿を持ったまま寝る。下手すりゃ竿を落とすのでおすすめしない。

買っておいたリゲインで2時間ほど元気を取り戻せたもののアタリは外道やらショートバイトやらで全然さっぱり。釣ってる人は順調に数を伸ばしている。大体最終的にはみんな3~5本くらいゲットしていたと思う。

昼過ぎ。豪雨。ゲリラ豪雨で周りが見えないほどの雨・・・。泣きっ面に蜂とはこのことでござる。

こういうとき帽子のつばってすごくありがたいなぁ。目に雨が入らないからこんなに降ってても釣りが出来るよーあははは。とテンションがおかしくなってくる。

そしてリゲインが切れたのかまた気持ち悪い。ゲリラ豪雨のおかげで暑くはなかったのが唯一助かったことなのだがそれでも紫外線は強い。日焼けは疲労を助長しまくる・・・。

大分疲れてアタリもわからなくなってきた頃、友人がやっと釣る。
たくさん釣れたら俺が釣れなくてももらえないかな?と淡い期待をしてみたが最終的に友人は2本しか釣ることが出来ず俺にくれる分など存在するはずも無かった・・・。

そう、最終的に俺は坊主を食らってしまったのだ。

今年の釣り運は激しく無い年で22年釣りをしてきた中でこれほどまでに釣れてない年はないというほどである。まぁ釣りにそれほど行けてないというのもあるのだが・・・。それにしてもマゴチなんて初心者でも2~3本は釣れる船釣り入門魚の部類だよ。ひどいな。

とりあえず、俺はマゴチ釣りのページを作るためにこの安くも無い船代を払い朝3時起きで頑張ったんだと言い聞かせることにした。釣れても釣れなくてもいいのだ。釣りに行ったという経験こそが重要なのだ・・・次回はちゃんとリベンジするぜ!

マゴチ釣り入門はこちら

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