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釣旅・遠征のすすめ

投稿日:2017/10/07 更新日:

釣旅イメージ
釣りも同じところで同じような釣り方ばかりしているとなんか物足りなくなってくる

同じところに通えばそこにいる魚の釣り方がわかってきてどういう季節にどういう釣り方をすればどこで食ってくるというのがかなり理解できたりしてちゃんと同じパターンで釣れるのが楽しかったりする。

確かに釣れるのは楽しいのだが流石に同じパターンばかりで毎日やっていたりするとなんか情熱がなくなってくる

釣りすぎると飽きてしまうというのが原因だと思われ、私の友人もバスプロを目指すぐらい釣り好きで毎日のように琵琶湖に通っていたのだが68センチのブラックバスをゲットしてからなんか燃え尽きたらしく情熱が無くなったと言っていた。

そんな時におすすめしたいのが釣旅であり、遠征なのだ。釣旅の魅力について少し紹介してみよう。


釣旅には希望がある

岬イメージ
いつもと違うフィールドには夢がある

行ったことのない釣り場での第一投は新たな一歩を踏み出した感触でとてもワクワクする。

どんな魚が釣れるのかわからないけどとにかくルアーを投げて手探りで釣りを作っていく感触は新しいジグソーパズルの1ピース目を置く感触に似ている。新しい何かが始まったワクワク感はとても楽しく新たな希望に満ち溢れる。

釣旅は新たな釣りの勉強になる

釣り場イメージ
フィールドが変われば釣り方も変わる。

同じ魚を釣る釣り方にもその場所によって全く違った釣り方が存在している。

例えば、東京湾の潮位差など一番大きい日でも2メートルと言ったレベルだが広島など瀬戸内海のエリアなどでは5メートル位干満差がある。満潮ではちゃんと釣りができた場所でも干潮では全く水が無く大きく釣り方を変更する必要がある。

他にも須磨から垂水にかけてのエリアでは潮の流れが非常に早く、ウキ流しではものすごく遠くに流して釣りをする必要がある。そのため、ウキの長さは視認性を高めるためにその長さは1メートルとなっている。

他にも愛媛のスルメイカすくいなんかも釣りではないがかなり衝撃的な光景だった。長崎の平戸では堤防からトップでヒラマサを狙えるため20センチぐらいあるトップウォーターをぶん投げる人たちがたくさんいるし、明石大橋の下のアジュール舞子は60グラムのジグでも底が全くわからないぐらい潮が速い時がある。

そういう各地方で見られる独特な釣りを見て学ぶことでいつものフィールドに行った時、また新しいパターンを見つけることが出来るかもしれない。

釣旅では信じられないような釣果もある

私の釣旅で一番行っているのが長崎なのだが長崎はおそらく色々な釣り場の中でもかなり特殊で対馬海流の影響か無茶苦茶釣れる場所が多い。

衝撃的な釣果としては平戸の隣の生月島のちょっとした堤防で無限にカマスが釣れるだけでなくアオリイカが5連発ぐらい釣れて、最終的にヒラメの50オーバーまで上がった事があった。それが真っ昼間の出来事なのだ。
参考2013長崎遠征!アジング・エギングにショアジギング!平戸島であの有名アングラーに出会ったぁ

他にも佐世保駅から歩いて5分のフェリー乗り場でワームを垂らしていたら40センチオーバーの真鯛が釣れたりしたり、普通の港で昼間にメタルジグで40オーバーのアコウが釣れたり東京や大阪で考えると奇跡的な釣果がよくある場所となっている。
真鯛イメージ
アコウイメージ

釣りよかでしょうというユーチューバーの本拠地も佐賀ということで平戸にはとても近く本当にあの付近の海は釣り人からすると桃源郷と言ってもいい場所だろう。私の将来の夢はあそこで釣り人たちが集まるゲストハウスを経営することだ(笑)

釣旅は辛い

釣旅は楽しいことだけではないのでそこも紹介しておこう。

アウェーの洗礼

こんなタイトルの雑誌コーナーがあるぐらいアウェーの釣りは難しい。たとえそれが平戸であったり沖縄であったり釣れると評判の場所であっても同じことであり、無茶苦茶難しい

何が難しいのかと言うとポイントが全然わからない状況であり、何を使えば釣れるのかわからない状況である。

私が今年の春沖縄を訪れて釣れた魚はエサ釣りで数種類謎の魚が釣れたのとワームでネンブツダイみたいな小さいのが釣れたのみである・・・。ずっとトップやメタルジグで大きめの魚を狙っていたがついにキャッチはなかった。

結局釣り場によって釣り方は全く違うものであり、どういう状況の時にどういうルアーが効くのかは場所によって違うということである。初めての場所で釣るなら情報収集はとても重要になってくるだろう。

間違っても私のように経験と勘だけで釣ろうと思わないほうが良い。滅多打ちにされて涙を飲むことになる・・・。

おすすめは暇そうな個人商店の釣具屋で詳しく釣り場や釣り方や効くルアーを教えてもらうことに尽きる。個人商店の人はその場所に精通している事が多いので転勤の多い大型店よりも信用できると思う。

装備が万全ではない

釣旅の場合いろいろ考えて釣具を持っていくがぶっちゃけ何が釣れるのか行くまでわからないので万全の装備とまでは行かないだろう。

私の場合も基本的にパックロッドで何とかしようとしてしまうので全く太刀打ちできない状況などに出くわすことがある。

沖縄ではホテル前のドブ川なのに50センチオーバーのガーラがボラの子供を追い回していた場面に出会ったがまぁどうしようもないよねw釣りしてる人はジギング用の極太ロッドででかいルアーを使ってた。

釣旅を成功させるにはとにかく準備には時間をかけたいということ。様々な想定をしておく必要がある。替えのライン、フックなど準備が釣果を大きく変える可能性もある。釣具屋が開いているとも限らず最低限のバックアップは必要だ。

釣旅・遠征のすすめまとめ

釣旅・遠征はとても楽しい。遠くの行ったことのない釣り場で初めて釣る魚はたとえガシラであってもいつも釣っているガシラとは全く違った価値を持つと思う。

普段行っている釣り場では想像もできない状況が起こることもあり、この前行った愛媛ではイルカが漁港内でエサを追っていたし、平戸では足元の浅瀬でメーター級のヒラマサが泳ぎ回ってエサを食っていたりした。沖縄などはコマセを撒けば水族館の熱帯魚だらけになってとても楽しい(熱帯魚を上から見るのはあまりないので新鮮)。

ここで勝手に釣旅おすすめスポットランキングを紹介

3位、沖縄

沖縄イメージ
やっぱり熱帯魚を釣ることが出来る沖縄はかなりおすすめ。たとえ釣れなくても見てるだけで楽しいし、釣れる魚も多種多様で面白すぎる。

2位、北海道

北海道イメージ
北海道は根魚パラダイスになっている場所が多くてライトゲームで気軽に釣りが楽しめたりする。本格的にやりたいならサケやマスを狙ってみることも出来る魅力的な場所。

1位、長崎・佐賀

長崎イメージ
イカ・ハタ・青物・シーバス・チヌとなんでも狙える釣り人の天国。特に平戸は釣り人の聖地と呼んでもよい素晴らしさ。行けばわかる釣り人なら必ず移住したくなる場所ナンバーワン。

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