ポイ捨てするやつは釣運まで捨てとる。
ゴミ拾うやつは釣運を拾っとる。

釣りサイト「釣活」ブログ

エギング ルアー

伊豆大島でのサイクリングとエギング

投稿日:2010/05/24 更新日:

透き通る海の画像

5/22~23に伊豆大島へ行って来た。

今回は釣り仲間ではなく会社の自転車仲間とのサイクリングだったのだが伊豆大島まで来て釣りをしないような人間ではありませんよ僕は!

まず、出発から書くが金曜日の21時に会社を出発。

会社は秋葉原駅前にあるので竹芝桟橋へは自転車で15分ほど。

この自転車は金曜日の朝に家から乗ってきて会社の前に止めておいたのだ。荷物は前日の木曜日にスタンバイ済みv

この出発の1時間前に初めて日曜日に伊豆大島に雨が降ることを聞かされた・・・。最悪な気分になったが一応途中のコンビニでポンチョタイプのレインウェアを購入しておいた。

竹芝で別の会社へ行ってしまった元同僚と合流。

22時出港なのですぐに自転車をばらして輪行袋に押し込み、フェリーへ乗り込む。

輪行袋に入れておくとどんなにでかいチャリでも手荷物で無料なのだw

船に乗り込むと同じような輪行袋にいれられたチャリがずらりと並ぶ。合計15台くらいはあったような。みんな自転車好きだね~。

あとは釣りの客の多さwやっぱり釣りだよね。クーラーボックスが50~60個くらい置いてあった。

チケットはやはり取るのが割りと困難でイス席しか取れなかったのでみんなでイス席。

ビールで乾杯の後、夜風に吹かれる。

お台場夜景画像

夜景が綺麗だった。

あっという間に横浜を過ぎて、0時くらいに消灯。

ちょいちょい起きたが割りとぐっすり寝れた。

んで、6時に大島到着。

カメリア丸の画像

思ったよりもかなり明るくてまぶしかった。

そして早速自転車を組み立てて波止場の端まで走ってみる。

いい気持ち。海には豆アジがうじゃうじゃwベイトには申し分ないw絶対アオリイカメチャクチャストックされてる!

ちなみに堤防の先端からの写真はこんな感じ。

岡田港の先端からの画像

場所は岡田港と言うところ。大体島の一番北辺り。

伊豆大島の地図画像

コロプラで位置登録すると大体竹芝から99キロ移動したことになるらしい。以外にすごい距離だ。

水中はこんな感じ。

岡田港の美しい海中画像

さすが伊豆大島と言う感じのクリアさで、ものすごく深いと思われるところも大体底まで見えていた。恐らく2~30メートルくらいは見通せるのではなかろうか?

で、ひとまず釣りは置いといて、一度荷物を置きに宿へ出発。

思ったのだが、俺だけ荷物多すぎ・・・。何で服こんなに持ってきたのか・・・なんか寒かったらとか心配になって色々と持って来すぎた・・・。そして釣り道具・・・。重い・・・。

結構な重い荷物を抱えて出発したはいいが岡田港からいきなり急激な上り坂が続く・・・。

もうだめ・・・いきなり心肺機能の限界を迎えダウン寸前。

ギア8段は少し不安だったがまさにその通りとなった・・・。

でも途中からすごい下りになって、かっ飛ばして宿到着。

荷物を置いたら最高に軽くなって気合十分!非常食のウィダーインゼリーを飲み干して補給も完璧。

でも、やっぱりこれだけでは不安なので元町港という島一番の繁華街へ行きちゃんとした朝ごはんを取ることに。

ん?朝7時にもなっていない・・・まだどこも店をやっていない・・・。

ヤバイ・・・

と思ったらやってるところが一軒だけありました。酒屋さんなのでそれほど色々なかったけどとりあえずバターピーナッツを購入。ドリンクも栄養のことを考えてがぶ飲みミルクコーヒーを買っておいた。

他のみんなはビスケット的な奴とか饅頭的な奴とかを朝食にしていた。

そして、島一周へ出発。

アップダウンの少ない西側のはずなのに結構アップダウンが繰り返されるのでまぁまぁしんどいが朝の気持ちのいい空気の中大自然を堪能できるサイクリングは本当に気持ちがいい。

そして今回の珍百景のひとつへ到着。

地層が見える場所の画像

ここが有名なバームクーヘンの崖だ。

そこにあるバス停の名前は

「地層断面前」

まさにその通り・・・。

1つの層が1万年かけて形成されると言う途方も無い歴史を感じながら次へゴー!

とりあえずJAでオロナミンCを買って飲んどいた。補給って大事だなぁって後から思う。

5年くらい前に一度キャンプをしたことのあるトウシキキャンプ場に到着。

まぁ別に今回キャンプとかするわけでもないので景色をみて移動。

波浮港へ到着。

ここは昔、伊豆大島で一番栄えていた街らしい。

なんか歴史のある感じで、江ノ島を100分の一にしたような町並みがある。

波止場から海中を覗くと、それほど海草もなくあまり魚も豊富ではない感じ。イカもいそうに無い。

とりあえず、観光ということで、川端康成の伊豆の踊り子の舞台になったと言う旅館と建物を見てきた。

まぁ普通。

そして、伊豆大島一周へ戻る。

なんかここからの道が3年前から通行止めになってるらしく行けない。

しょうがないから迂回路を使うことになった。

ん?迂回路って標識に良く見るとここから2.8キロ上り坂って・・・

え?普通にきつめの上り坂なんですけどこれ2.8キロも登るんですか?

登るんです!(川平慈英風に)

まぁどんだけ頑張っても8段変速では無理だよ。

急に角度がきつくなったところでギブアップ。

少し行くと、

何だこれ?

なんちゅう滝画像

なんちゅう滝?

だれが看板立てたんだ??

冷たい!ってほどではなかったが坂を登ってほてった体には浴びて気持ちよかった。

でもまだこの場所は2.8キロの中間付近。

全然終わらない坂・・・。

少なすぎるギア・・・。

ただただ歩いて休んで登って・・・。

やっとのことで迂回路の2.8キロ坂が終了。

ここからは元の伊豆大島一周道路に戻り走るだけ。

のはずだった・・・。

一緒に行った一日300キロ走る先輩がここから裏砂漠へいけるとGPSを見せてくる。

確かにいけるけど今2.8キロかけて250メートルくらい登ったのにここから2キロくらいで600メートルまで上がる道ってなんだよ!

明らかに勾配がおかしいでしょうが!

まぁまだ体力が残っていたのでとりあえずついて行ってみた。

ひたすら続く鬼のような坂道。

全く通らない車。

誰のために作られたんだよこんなに立派な道。

でんでんむしの画像

こいつのためかな?

いっぱいいたけど本土とは違う種類なのかな?

って一歩も進めずにカタツムリを見つめていた。

もう日も高くなり水分と体力がどんどん奪われていく。

しかし登らないと・・・電波も無いこの坂を・・・。

自転車はもはやタダの重い荷物。

しばらく行ってやっと下り坂を発見。

ここからは平坦なのか?

と思ったけど一瞬でした。

一人遅れていたので4人揃うまでしばし休憩。もうドリンクも非常食のバターピーナッツも底をついた。

あと500メートルくらいで裏砂漠の展望台の駐車場だというのでそれを信じて頑張ることにした。

休憩ポイントから少し行くと今までに無い激坂・・・。

歩いて登るのもゼーゼーハーハーのぶっ倒れる坂・・・。

しばらく自転車に寄りかかりながら押していくと先に行った先輩が一人倒れていた。

さすがに川越・新木場間を一日で往復しちゃう先輩でもこの坂は無理らしいw

それでも一日300キロの先輩はこの坂をラスト50メートルのところまで足をつかずに登ったらしい。最後は路面の凹凸にタイヤを取られて転倒したらしいが・・・。

休憩を何度かはさんだが休憩中も汗で貴重な水分が抜けていくので出来る限り早く進んだ。

で、やっと裏砂漠の駐車場。

うん。

やっぱりこんなところに自販機とか無いよねw

もう体の水分は生命維持に必要な限界まで減っていたのだけどももう後歩いて400メートルって看板があるのでしょうがないから竹の棒を2本つかんで必死で歩いた。

この時点で多少植物の知識がある俺は山グワとキイチゴの実を探して補給しようと考えていた。

まだ、全部青い実しか着いていなかった・・・。

明らかに400メートルは行っただろうと思ったが全然つかない。

多分疲れすぎて距離感がいつもの2倍くらいに感じられていたのだろう。

展望台到着!

裏砂漠展望台からの山画像

まさに火山!

気持ちよすぎる。そして景色を見て感動して泣きそうになる。

多分あの激坂を自力で登った人間にしか味わえない感動だ。

そして下る。

本当に体力と水分が限界なので目の前には大盛のカレーライスしか見えない。もう映画のび太の日本誕生のあのシーンのようだw

駐車場からはひたすら急勾配の下り坂が続く。

あっという間に600メートルの標高を下るわけで気持ちよさは最高。

下りきったところに観光スポット動物園!その脇に売店!

やっと補給できる!そして奇跡的にラーメンを売っている!

砂漠を行くキャラバンがオアシスを発見した時の気分てこんな感じなのか?と思うほどうれしかった。

ラーメンとアイスクリームとペットボトル飲料2本をあっという間に消費し、体力ゲージが赤の点滅から黄色くらいに戻った。

あとは島の残り5分の一周多分10キロくらいなので40分くらいで岡田港へ着くだろう。

温泉がある元町港までそこから7キロほどなので1時間30分ほどでゴールだ!

と思ったら・・・。

先輩が

「あじさいロード登る?」

と聞いてくる。あじさいロードとは三原山登山道へつづく登山ルートでまた今降りてきた道を登り続けるルートである。この道から行けば御神火スカイラインを使って元町港まであっという間だよ。とのことだ。

「いえ私には島を一周するという使命がありますので!」

と言って元町港で合流することにした。

何度も言うが8段変速ごときで坂を攻めることは競輪選手で無いと無理だ。俺みたいなデスクワークのモヤシ人間では・・・。

後輩は強引に連れて行かれて俺一人で椿トンネルをくぐりみんなもこっちから来ればいいのに~♪って感じで楽しいサイクリングw

やっぱりサイクリングってのは坂道を登ることではないんだなサイクリングの楽しさは風を感じることなんだなぁ~

途中昼飯の食べすぎかお腹が痛くなり崖の上のポニョ的な場所にあるトイレで用をたし、岡田港到着。

やっと一周出来ました。

岡田港の急な下り坂を下ってわざわざまた登るのを覚悟したのは岡田港の魚を見るためだ。

港には釣り人が結構いてエギンガーも何人かいる。

水面を覗くとやはりこの港は魚種が豊富で青アジ・マアジの稚魚に始まり何の魚かわからない魚もいっぱいいる。

肝心のアオリイカもトンカツサイズ以下ではあるが20~30杯の群れになって浮いている。

まぁこんなに浮いているアオリイカは釣れないのだけど・・・。エギンガーも狙っているようだが釣れていなかった。夕マズメか夜か朝マズメには回遊してエサを取るはずなのでタイミング次第では入れ食いになるだろう。

先端の方にいるエサ釣りの人は大きなカワハギを結構釣っていた。

テトラの際を見ていると海草を食べる40オーバーのメジナ・・・。さすが伊豆大島。

下手な水族館よりも魚がたくさん見れるんじゃないかと思えるレベルの豊かな海でダイビングとかはさぞかし楽しいんじゃ無いかと思う。

明日の朝は釣るぞ!と心に誓い元町港へ移動。

岡田港の激坂に死にかけて一周道路で休憩していると自転車に乗った後輩が来た。

どうやらあじさいロードはやっぱり無理だったらしい。

まぁ素人には無理なんだろう。自転車で上るために箱根駅伝見るって・・・マンガみたいな人たちには到底着いていけるはずは無い。

岡田港からの登り坂で本日6本目のドリンクを補給し2人で温泉を目指す。

でもなんかまだ14時くらいだからってことで飛行場に寄り道。思ったより広かった。

飛行場の下をくぐって違う道から元町港を目指す。

この道は別に商店街でもないところに色んな突込みどころ満載なお店がたくさんある道だった。

そこでこの日の晩飯候補ナンバーワンの店を発見!!

伊豆大島の焼肉食べ放題レストラン画像

しんじられな~い!こんなところに焼肉食べ放題の店が!ファミリーレストランなのに焼肉食べ放題!!!

素敵過ぎるお店w

お腹をガッツリ減らしておくために温泉へ。

元町港の近くにある御神火温泉の隣の浜の湯という場所。

ここは水着着用で入る混浴露天風呂。

いやぁ~混浴温泉ってほんっとにいいもんですね。

近道を使った?先輩達に合流してゆっくりとお風呂を堪能した後、焼肉食べ放題へ。

やっぱり焼肉だよねぇ。

海の幸もいいけど肉!何処産とかわからないけどやっぱりうまい!明らかに成型肉だけどうまいもんはうまい!

食べ放題最高w

すっかり食べ過ぎて苦しすぎた。

外へ出るとすっかり真っ暗になっていて全然視界の利かない夜道。

この後なんか色々とグダグダして無駄に時間を使った感があるが一応宿にちゃんと到着してまた温泉入って寝た。

この宿はくるみやって所なんだけどIT化がすごくて各部屋に液晶テレビがあるほかロビーには50インチオーバーのレグザが!フロントを覗くとiMac!なんだここ?無線ランももちろん設置されていてストレスの無いiPhone操作が出来た。

そして、2日目の朝。

4時起床!

エギングだ!!!

みんな爆睡の中一人釣竿を持って元町港へ。宿の人が4時なのにすでに仕事をしていたのは驚きだったが助かった。

到着するとすでに明るく防波堤の先端付近には釣り人が何人かいるようだ。

早速エギを投げる。

小潮と言うことでそれほど期待できないがモンスター級にあえる確率は本土より高いはず。

まぁ~何もこないよ。

着いてくるイカすら見えない。

ベイトはアジが水面を泳いでいるのだがエギをどれだけしゃくっても反応が無い。

5時位になり予定通り雨が降り始めた。

本降りになる前には帰りたいのでなんとしてでも本降りになる前に1杯でもいいから釣っとかなくては・・・。

テトラの際を通したエギによってくるイカを発見!フォール&ステイで誘うも距離が縮まらずそのままどこかへ行ってしまった。

その場所を何度か他のエギで通したがもう逃げてしまったようだ・・・。

その後は雨の中小移動をしながら釣っていったが全く反応がなく、本降りになってきたので終了。

1時間半ほどの釣りとなってしまったが全く残念としかいいようの無い伊豆大島エギングだった・・・。

次はいつ行けるかわからないが本気で一日釣りをしてみたい。

で、この日は14時にカメリア丸が出発する予定で元町港か岡田港のどちらかはその日の天候次第なんだけど最悪なことに宿から10分で到着する元町港で無く、6キロ離れた岡田港となった・・・。

温泉で時間を潰すことにして元町港へ行ったのだがたったこれだけでジーパンが完全水浸し。

温泉の後、せっかくだからとベッコウ漬丼?まぁ海鮮丼みたいなやつを昼飯に。うまかったけどご飯の量が少なくてボリュームに不満が残る。

先輩は豪華な定食写真

先輩は店長おすすめの定食を注文。2100円と海鮮丼の1500円とたったの600円しか違わないとは思えないボリューム感で羨ましすぎる。

岡田港への道のりはジーパンがビチョビチョでしょうがないから混浴露天風呂用の海パンでw無敵モードw

結局最終的にガッツリ風邪ひいて大変な伊豆大島旅行でした・・・。

おすすめ記事

1

春、釣りを始めたい人が増えるシーズンですが正直そこそこ難しいシーズンだったりもします。 なぜかと言うと気温が安定しないことが多く、三寒四温で急激に水温が下がったりした時は魚がさっぱりエサに食いつかなく ...

2

タモ網(ランディングネット)とは、抜き上げられない大きさの魚をキャッチするために使う道具のことである。単純にタモと呼んだり、ネットと呼んだりすることも多い。 このページではそんなタモ網の使い方や選び方 ...

3

「偏光グラス」とか「偏光」とも呼ばれる偏光サングラス。 釣りをするなら必須アイテムの一つに入れるべきアイテムだと私は思っているぐらい、偏光サングラスは常に持ち歩いている。 今回は偏光サングラスの基本知 ...

4

釣りの時に何を持っていけばいいのかわかっているようで、時々「あれ持ってくるの忘れてた!」ってなることがたまにあるのでここで釣りに行く時に持って行く物リストをまとめておこう。 釣り全般で必要なものリスト ...

5

エサ取り名人として名高いカワハギ。 日本各地で釣ることが出来、釣り方も投げ釣りや胴付など初心者でも簡単な釣り方で狙うことが出来る。 専門のタックルも売られているが基本的にどんなタックルでも釣ることが出 ...

-エギング, ルアー
-, ,

Copyright© ルアーフィッシングの「釣活」 , 2024 AllRights Reserved.